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三郎とおやすみ羊(ヒツジ)によるバイクで世界一周の旅の記録。基本的にリアルタイムで毎日更新! 2010年から既に三大陸半を走破!今年はヨーロッパから中東、中央アジアを越えて日本までユーラシア大陸横断予定!

   
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2015年12月

初回の銃猟では残念ながら獲物を逃してしまいました。

幸い銃猟グループの諸先輩方からはどやされることもなく、いろいろなアドバイスを頂きました。
自分でも何がいけなかったのかを反省し次回に活かそう、と心に決めてました。

鉄砲をかついで山に入っても毎回毎回獲物が出るわけでもないですし、ましてや自分のマチに獲物が出るわけではないので、射撃の機会はそうそうありません。

が、しかし、いつ獲物が出てくるかもわかりませんから、気は抜けません。

逃してしまったけど前回での収獲は、意外に落ち着いて引き金を引けたこと、ですかね。

ちゃんと、こっち向きには誰それがいるんで、ここからこっちむきは撃てないとちゃんと撃つときもわかって撃つことができましたからね。

さて、どうなるか‼?

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2015年11月10日

去年から受講している「狩猟マイスター育成スクール」(兵庫県が若手の狩猟者を育成するために開講している)にて猟期前にベテランハンターさんとスクール卒業生とのトークセッションが開かれました。

僕等新米猟師たちが諸先輩とざっくばらんに話をし、日頃の疑問に答えてもらったり実際の銃猟での体験談などを聞くのは本当に有り難いことです。

そこでグループ銃猟の要ともいうべき猟犬の話が出ました。

講師のKさんは但馬射撃協会でもご一緒させていただいている方で、山の中を一日2万歩くらい歩く鉄人!

飼っている猟犬も優秀との話を良く聞きます。

Kさん曰く「山を覚えるのには勢子をするのが一番。ワシは若いころからずっと勢子をさせてもらって山を覚えたから、犬も連れずに独りで山に行って猪を獲ってくることもできるようになった」、とのこと。

「今は猟師の成り手が少ないのは少ないんだけど、その中でも勢子の成り手が更にいない」、と。

猟師の伝統を引き継ぎ、山を知り、自然環境を整える担い手になりたい、との想いから狩猟を始めた僕にとってこれは勢子になるしかない、と思わせる言葉でした。

でも勢子になるには猟犬を飼わなければいけません。

犬を飼ったら、なかなか旅にも行けなくなりますし、なによりも毎日の世話が大変です。

新米猟師の僕が立派な猟犬を育てるのは難しそうに思えますし。

休憩中にKさんに「犬はどうしたらいいんですか?」、と聞いたところ、

「丁度うちの犬が子犬産んだからいるか?」、「今1か月だから11月の初旬になったら親から話してもいいから、その頃にどう?」、と。

突然のことにちょっとびっくりしましたが、これもご縁だな、と思い、「嫁に相談してOKが出たらいただきます!」

「ちなみに犬種はなんですか?」

「日向犬というんだけどな。ここら辺では珍しいやろな。」

家に戻って嫁に相談すると「いいよ」と。

狩猟に対して理解してくれて、協力的な嫁。本当に感謝してます。

ネットで日向犬を検索しても、希少種なのでしょうか、なかなか情報を得られません。画像でもどれが日向犬なのかはっきりしませんが、スリムで耳が大きい南方系の姿みたいです。

数匹で猪を襲っている画像も出てきて、嫁はちょっとビビッていました。

それでも嫁はペットを飼ったこともないので、いろいろ不安を感じていましたが、日が経つにつれて子犬が来るのを心待ちするようになりました。

二人で名前を考えたり。これは僕の意見が通りました。

貰いに行って、車に載せて帰ってくるのに何に入れてあげよう?なんて入れ物を工作したり、犬小屋を作ったりと僕よりも積極的。

そして待ちに待った11月10日!

車でKさん宅へ。

着いたら丁度Kさんが子犬を持って出てきてくれました。

子犬の姿を見た瞬間、僕も嫁も「めっちゃかわいいぃいぃいぃいいーーー!!!」

ネットで検索した姿と似ても似つかぬこの愛らしさ!


しばらくKさんの庭で遊ばせていると生後45日にしては賢そうなこだ。

考えていた名前にピッタリです。

その名は虎龍(こたつ)!!! 

漢字で書くと勇ましいですが、発音すると愛らしい。

Kさんには本当に感謝です。必ず立派な猟犬に育てます!

虎龍にとって見知らぬ人に見知らぬ土地で連れてこられるのはたいそうなストレスだと思います。

なるべくストレスのかからないように、僕たちを信用してくれるようにと心を込めて世話します。

幸い我が家にはコンクリートの塀で囲まれた裏庭があって、虎龍が遊ぶのには最適。


虎龍も安心して睡眠してくれます。



成長が楽しみです!
2015年11月

さて猟期が始まりました!

去年度からワナ猟をはじめ、猟期に鹿・猪19頭、そして駆除期に27頭捕獲しました。

猟銃は3月に所持許可が下りたのですが、猟期が終わる寸前だったので銃猟には出ず終いでした。

猟期が来たら安全に銃猟が出来るように、但馬射撃協会に加入させてもらい射撃場に行き技術と安全な取り扱いに研鑚をしてきました。

猟期前の兵庫県猟友会朝来支部の総会で諸先輩からお声を頂き、銃猟のグループに加えていただけることになりました。基本的に土日に朝来市周辺の山に銃猟に行くグループです。メンバーは僕を入れて10名。皆さんベテランです。

銃身にドットサイトを取り付けたり、射撃場に行ってサイト合わせをしたり、銃砲店にて装弾を購入にしたり、軽トラに車載無線機を取り付けたり、と準備を進めます。

そしていよいよ猟期です。

ワクワク、ドキドキです。

が、猟期開始の11月15日には生憎所用があって銃猟に行けませんでした・・・。

なので僕が初めて銃猟に出たのは21日(土)でした。

とにかく皆さんに迷惑をかけないように、安全に事故の内容にを心がけて山に入ります。

いつもの集合場所に集結し、どこの山に行くか決めます。

「よし、あそこにしよう。」

僕は皆さんについていくことしかできませんが、とにかく集中して皆さんの話を聞きます。

車での移動中無線でやり取りします。

「三郎くんはTさんについていけや。」

ということで、Tさんにマチまでついていくことに。

先ずは遠目で山を見切って、それから登り口まで軽トラで移動。

装備を持って山に入ります。

獣の足跡を見ながら歩き、何処で待つのか決めます。



歩きながら、ここはこう、あそこはこうと説明してくれます。



僕もワナ猟で山に入っているので多少はわかるのですが、ぱっと見てこうこう、そうそうと判断できるTさんや先輩方は流石です。

「ここらへんで待ってみて。こうこうこういう風に獲物は来るから。」

「とにかく安全委心がけてな。逃がしてもええんだから、無理して撃つな。逃がしても次ぐに取ればええんだから。」と優しい言葉をかけてもらい、先輩のTさんは更に奥へ。

さて、僕はマチ場の確認です。



少しでも撃ちやすい場所を探し、鉄砲を構えてシュミレーション。


Tさんが一番奥のマチに着いたので、無線で勢子に「全員マチに着いたぞ。もういいぞ。」と連絡。

勢子のHさんは、「そんじゃ犬入れるで。」と。

さぁ、いよいよ本番です。

銃に装弾して、じっとして待ちます。


しばらくしたら、Hさんから「モノが起きたぞ!」

「そっち向き行ったぞ!」、と。


犬の鳴き声の方向に注意しながら、待ちます。

段々と近づいてきます。

そしたら僕の待っている谷の稜線の向こう側で何やら動くものがこちら向きに来るのがちらっと見えました。

来るぞ!

そして稜線の低木をかき分けて三又角の大きな牡鹿が現れました。

斜面を僕の待つ谷に下ってきます。

そこを一発、ダァーーーーーーン!!!!!

これは外しました...

鹿が斜面を下り、踵を返したところを2発目、ダァーーーーーーーン!!!!!

当たったのか、鹿の動きが一瞬止まりました。

やったぁ!倒れるか‼?

と、思ったら...

鹿はもうダッシュで走り出しました。

一瞬銃を下げてしまっていたので、銃を上げ直し、鹿の走る方向に降って三発目を撃ちましたが逃してしまいました…。(ショットガンは日本の法律で最大三発の装弾です)

うーーーん、上手くいかないものですね。

無線でどうなったのか皆さんに報告。

怒られるか、と思いましたが、皆さん「初めて鹿が出てきて引き金を引けただけでも大したものだ。」「逃がしてもええ。次がある。」「多分鹿を見て撃ったんやろな。ちゃんと銃を見て撃たんとな。」と優しい言葉。

良いグループに入れてもらいました、ほんとに。

この日は3つの山でしたのですが、僕のマチに鹿が出たのはこの一頭と、次の山でかなり遠くに小鹿が一頭。これはちょっと遠いかな、と思って引き金を引かなかったんですね。

今に思えば、引き金を引いておくべきだったな、とちょっと後悔していますが、銃猟初日に反省点も含めていろいろ学ぶことが出来ましたし、何よりもみんな怪我もなく良かったです。
サボットスラッグ弾による動的射撃
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プロフィール
HN:
三郎
性別:
男性
職業:
革命家
趣味:
旅、バイク
自己紹介:
在豪歴16年。バイクで旅をするのが好きで、うっかり世界一周の旅に出てしまった。
旅のお伴はヒツジと愛車BMW R1200GS エスペランサ号。

2010年から旅の空。オーストラリア、北中南米、ヨーロッパを駆け抜けて、今年はユーラシア大陸を日本まで走破する予定。
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