三郎とおやすみ羊(ヒツジ)によるバイクで世界一周の旅の記録。基本的にリアルタイムで毎日更新! 2010年から既に三大陸半を走破!今年はヨーロッパから中東、中央アジアを越えて日本までユーラシア大陸横断予定!
[PR]
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
スラッグ弾射撃 / Shoting practice of slug bullets
こんにちは!
最近は暑くなり山や野の様子は一変しましたね。地域の方々も田植えや農作業に精を出されておられます。
僕は山に入ってヤマビルに咬まれたり、ブタクサかなんかの花粉症がひどかったりと難渋しております。
先月のことになりますが、兵庫県狩猟マイスター育成スクールの講師であるU田さんに誘われて、神戸西区にある「須磨綜合射撃場」に標的射撃に行ってきました。
僕が狩猟に使うRemington M870はいわゆる散弾銃なのですが、銃身がツルツルではなく半分施条(ライフリング)されているものです。
ちなみにライフリングとは…
「ライフリング(rifling)は、銃砲の銃砲身内に施された螺旋状の溝を意味し、日本語では施条(しじょう)、あるいは腔綫(こうせん)、もしくは腔施と呼ぶ。 この螺旋状の浅い溝で銃身内で加速される弾丸に旋回運動を与え、ジャイロ効果により弾軸の安定を図り直進性を高める目的で用いられる」、だそうです。
一般にこのライフリングされた銃のことを「ライフル」とか「ライフル銃」といいます。
僕の使う銃は半分ライフリングされているので「ハーフライフル銃」と言われるものになります。
アメリカ製なんですが、本国では銃身全体にライフリングされていて「Fully Rifeled」と銃身にも刻印されているんですが、日本では法律上"銃身の半分以下”のライフリングではないとライフル銃扱いとなってしまい、そのような銃を所持するには銃を所持してから10年経過してないと許可が下りないのです。なので日本に輸入された時点で銃口から半分はライフリングを削って銃身をツルツルに加工してしまいます。
ハーフライフル銃は沢山の小さい弾が広がる散弾実包ではなく一発弾「サボットスラッグ弾」を使います。
イノシシやシカのような大物を撃つためのものですね。
この弾が高いんです。
安いもので一発350円位、高いので500円位します。
今回は3種類を合計30発、12,700円分撃ちました!
僕の銃は三発装填出来るのですが、全部外したら1000から1500円がパアになる…ということですね。
これはちゃんと練習しておかないと。
射撃場では射撃の技術を磨くことは勿論ですが、マナーや安全対策などを諸先輩から教えていただけます。
射撃場の使用料と的3枚で4,000円です。これに弾代、行き帰りの高速代やガソリン代を足すと20,000円以上の出費!
的は50メートル先に設置します。50cm以上の的が2〜3cmくらいにしか見えなくなります。(写真を参照)
最初は銃の照準を合わせるために委託射撃をします。
これは銃を硬いクッションのようなものの上に置いて「固定」して撃ちます。これを10発。
僕の使う銃の照準器は照星と照門なので、スコープみたいに拡大はしてくれないので、的は殆ど見えません。
的の真ん中を狙って引き鉄を引きます。
グワーン!
片手で撃つので反動が直に右肩にくるので、慣れてないとかなりの衝撃が来ます。
大人に思いっきり殴られてるくらいの衝撃ですかね。
的に当たっているかは望遠鏡を使って確認します。
僕の使う銃はどうも右に弾がいくので、照門を左に動かして調整します。
何発か撃って、大体真ん中に収まってきました。
10発撃った後には右肩が痛くて痛くて。
以前に散弾を120発撃ったことあったので30発なら余裕だななんて気でいたのですが、「これはあと20発ももつかな?」なんて思いました。
次は座射です。座って右肘を右膝、左肘を左膝で支えて撃つのである程度銃を固定した状態で撃つことが出来る撃ち方です。
これは両手で撃つので反動をうまく逃がすことが出来るので苦になりません。
これを10発。
10発中10発的に命中!
U田さん曰く初めてのスラッグ射撃では大したもの、だそうです。
そして最後は立ち撃ち。これが一番固定出来ないので難しい。
痛みや疲労もあり(言い訳させてください!)、目はかすんできましたので10発中5発命中。これも大したものだそうです。
僕の使う銃はまだちゃんと照準が定まっていないみたいなので、次回また委託射撃をしてしっかりと合わせます。
右肩には青アザ、懐は寒くなりましたが、これも朝来の山を守るため。有意義な1日でした。
U田さん、ありがとうございました。
最近は暑くなり山や野の様子は一変しましたね。地域の方々も田植えや農作業に精を出されておられます。
僕は山に入ってヤマビルに咬まれたり、ブタクサかなんかの花粉症がひどかったりと難渋しております。
先月のことになりますが、兵庫県狩猟マイスター育成スクールの講師であるU田さんに誘われて、神戸西区にある「須磨綜合射撃場」に標的射撃に行ってきました。
僕が狩猟に使うRemington M870はいわゆる散弾銃なのですが、銃身がツルツルではなく半分施条(ライフリング)されているものです。
ちなみにライフリングとは…
「ライフリング(rifling)は、銃砲の銃砲身内に施された螺旋状の溝を意味し、日本語では施条(しじょう)、あるいは腔綫(こうせん)、もしくは腔施と呼ぶ。 この螺旋状の浅い溝で銃身内で加速される弾丸に旋回運動を与え、ジャイロ効果により弾軸の安定を図り直進性を高める目的で用いられる」、だそうです。
一般にこのライフリングされた銃のことを「ライフル」とか「ライフル銃」といいます。
僕の使う銃は半分ライフリングされているので「ハーフライフル銃」と言われるものになります。
アメリカ製なんですが、本国では銃身全体にライフリングされていて「Fully Rifeled」と銃身にも刻印されているんですが、日本では法律上"銃身の半分以下”のライフリングではないとライフル銃扱いとなってしまい、そのような銃を所持するには銃を所持してから10年経過してないと許可が下りないのです。なので日本に輸入された時点で銃口から半分はライフリングを削って銃身をツルツルに加工してしまいます。
ハーフライフル銃は沢山の小さい弾が広がる散弾実包ではなく一発弾「サボットスラッグ弾」を使います。
イノシシやシカのような大物を撃つためのものですね。
この弾が高いんです。
安いもので一発350円位、高いので500円位します。
今回は3種類を合計30発、12,700円分撃ちました!
僕の銃は三発装填出来るのですが、全部外したら1000から1500円がパアになる…ということですね。
これはちゃんと練習しておかないと。
射撃場では射撃の技術を磨くことは勿論ですが、マナーや安全対策などを諸先輩から教えていただけます。
射撃場の使用料と的3枚で4,000円です。これに弾代、行き帰りの高速代やガソリン代を足すと20,000円以上の出費!
的は50メートル先に設置します。50cm以上の的が2〜3cmくらいにしか見えなくなります。(写真を参照)
最初は銃の照準を合わせるために委託射撃をします。
これは銃を硬いクッションのようなものの上に置いて「固定」して撃ちます。これを10発。
僕の使う銃の照準器は照星と照門なので、スコープみたいに拡大はしてくれないので、的は殆ど見えません。
的の真ん中を狙って引き鉄を引きます。
グワーン!
片手で撃つので反動が直に右肩にくるので、慣れてないとかなりの衝撃が来ます。
大人に思いっきり殴られてるくらいの衝撃ですかね。
的に当たっているかは望遠鏡を使って確認します。
僕の使う銃はどうも右に弾がいくので、照門を左に動かして調整します。
何発か撃って、大体真ん中に収まってきました。
10発撃った後には右肩が痛くて痛くて。
以前に散弾を120発撃ったことあったので30発なら余裕だななんて気でいたのですが、「これはあと20発ももつかな?」なんて思いました。
次は座射です。座って右肘を右膝、左肘を左膝で支えて撃つのである程度銃を固定した状態で撃つことが出来る撃ち方です。
これは両手で撃つので反動をうまく逃がすことが出来るので苦になりません。
これを10発。
10発中10発的に命中!
U田さん曰く初めてのスラッグ射撃では大したもの、だそうです。
そして最後は立ち撃ち。これが一番固定出来ないので難しい。
痛みや疲労もあり(言い訳させてください!)、目はかすんできましたので10発中5発命中。これも大したものだそうです。
僕の使う銃はまだちゃんと照準が定まっていないみたいなので、次回また委託射撃をしてしっかりと合わせます。
右肩には青アザ、懐は寒くなりましたが、これも朝来の山を守るため。有意義な1日でした。
U田さん、ありがとうございました。
PR