三郎とおやすみ羊(ヒツジ)によるバイクで世界一周の旅の記録。基本的にリアルタイムで毎日更新! 2010年から既に三大陸半を走破!今年はヨーロッパから中東、中央アジアを越えて日本までユーラシア大陸横断予定!
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初めての銃猟
2015年11月
さて猟期が始まりました!
去年度からワナ猟をはじめ、猟期に鹿・猪19頭、そして駆除期に27頭捕獲しました。
猟銃は3月に所持許可が下りたのですが、猟期が終わる寸前だったので銃猟には出ず終いでした。
猟期が来たら安全に銃猟が出来るように、但馬射撃協会に加入させてもらい射撃場に行き技術と安全な取り扱いに研鑚をしてきました。
猟期前の兵庫県猟友会朝来支部の総会で諸先輩からお声を頂き、銃猟のグループに加えていただけることになりました。基本的に土日に朝来市周辺の山に銃猟に行くグループです。メンバーは僕を入れて10名。皆さんベテランです。
銃身にドットサイトを取り付けたり、射撃場に行ってサイト合わせをしたり、銃砲店にて装弾を購入にしたり、軽トラに車載無線機を取り付けたり、と準備を進めます。
そしていよいよ猟期です。
ワクワク、ドキドキです。
が、猟期開始の11月15日には生憎所用があって銃猟に行けませんでした・・・。
なので僕が初めて銃猟に出たのは21日(土)でした。
とにかく皆さんに迷惑をかけないように、安全に事故の内容にを心がけて山に入ります。
いつもの集合場所に集結し、どこの山に行くか決めます。
「よし、あそこにしよう。」
僕は皆さんについていくことしかできませんが、とにかく集中して皆さんの話を聞きます。
車での移動中無線でやり取りします。
「三郎くんはTさんについていけや。」
ということで、Tさんにマチまでついていくことに。
先ずは遠目で山を見切って、それから登り口まで軽トラで移動。
装備を持って山に入ります。
獣の足跡を見ながら歩き、何処で待つのか決めます。
歩きながら、ここはこう、あそこはこうと説明してくれます。
僕もワナ猟で山に入っているので多少はわかるのですが、ぱっと見てこうこう、そうそうと判断できるTさんや先輩方は流石です。
「ここらへんで待ってみて。こうこうこういう風に獲物は来るから。」
「とにかく安全委心がけてな。逃がしてもええんだから、無理して撃つな。逃がしても次ぐに取ればええんだから。」と優しい言葉をかけてもらい、先輩のTさんは更に奥へ。
さて、僕はマチ場の確認です。
少しでも撃ちやすい場所を探し、鉄砲を構えてシュミレーション。
Tさんが一番奥のマチに着いたので、無線で勢子に「全員マチに着いたぞ。もういいぞ。」と連絡。
勢子のHさんは、「そんじゃ犬入れるで。」と。
さぁ、いよいよ本番です。
銃に装弾して、じっとして待ちます。
しばらくしたら、Hさんから「モノが起きたぞ!」
「そっち向き行ったぞ!」、と。
犬の鳴き声の方向に注意しながら、待ちます。
段々と近づいてきます。
そしたら僕の待っている谷の稜線の向こう側で何やら動くものがこちら向きに来るのがちらっと見えました。
来るぞ!
そして稜線の低木をかき分けて三又角の大きな牡鹿が現れました。
斜面を僕の待つ谷に下ってきます。
そこを一発、ダァーーーーーーン!!!!!
これは外しました...
鹿が斜面を下り、踵を返したところを2発目、ダァーーーーーーーン!!!!!
当たったのか、鹿の動きが一瞬止まりました。
やったぁ!倒れるか‼?
と、思ったら...
鹿はもうダッシュで走り出しました。
一瞬銃を下げてしまっていたので、銃を上げ直し、鹿の走る方向に降って三発目を撃ちましたが逃してしまいました…。(ショットガンは日本の法律で最大三発の装弾です)
うーーーん、上手くいかないものですね。
無線でどうなったのか皆さんに報告。
怒られるか、と思いましたが、皆さん「初めて鹿が出てきて引き金を引けただけでも大したものだ。」「逃がしてもええ。次がある。」「多分鹿を見て撃ったんやろな。ちゃんと銃を見て撃たんとな。」と優しい言葉。
良いグループに入れてもらいました、ほんとに。
この日は3つの山でしたのですが、僕のマチに鹿が出たのはこの一頭と、次の山でかなり遠くに小鹿が一頭。これはちょっと遠いかな、と思って引き金を引かなかったんですね。
今に思えば、引き金を引いておくべきだったな、とちょっと後悔していますが、銃猟初日に反省点も含めていろいろ学ぶことが出来ましたし、何よりもみんな怪我もなく良かったです。
さて猟期が始まりました!
去年度からワナ猟をはじめ、猟期に鹿・猪19頭、そして駆除期に27頭捕獲しました。
猟銃は3月に所持許可が下りたのですが、猟期が終わる寸前だったので銃猟には出ず終いでした。
猟期が来たら安全に銃猟が出来るように、但馬射撃協会に加入させてもらい射撃場に行き技術と安全な取り扱いに研鑚をしてきました。
猟期前の兵庫県猟友会朝来支部の総会で諸先輩からお声を頂き、銃猟のグループに加えていただけることになりました。基本的に土日に朝来市周辺の山に銃猟に行くグループです。メンバーは僕を入れて10名。皆さんベテランです。
銃身にドットサイトを取り付けたり、射撃場に行ってサイト合わせをしたり、銃砲店にて装弾を購入にしたり、軽トラに車載無線機を取り付けたり、と準備を進めます。
そしていよいよ猟期です。
ワクワク、ドキドキです。
が、猟期開始の11月15日には生憎所用があって銃猟に行けませんでした・・・。
なので僕が初めて銃猟に出たのは21日(土)でした。
とにかく皆さんに迷惑をかけないように、安全に事故の内容にを心がけて山に入ります。
いつもの集合場所に集結し、どこの山に行くか決めます。
「よし、あそこにしよう。」
僕は皆さんについていくことしかできませんが、とにかく集中して皆さんの話を聞きます。
車での移動中無線でやり取りします。
「三郎くんはTさんについていけや。」
ということで、Tさんにマチまでついていくことに。
先ずは遠目で山を見切って、それから登り口まで軽トラで移動。
装備を持って山に入ります。
獣の足跡を見ながら歩き、何処で待つのか決めます。
歩きながら、ここはこう、あそこはこうと説明してくれます。
僕もワナ猟で山に入っているので多少はわかるのですが、ぱっと見てこうこう、そうそうと判断できるTさんや先輩方は流石です。
「ここらへんで待ってみて。こうこうこういう風に獲物は来るから。」
「とにかく安全委心がけてな。逃がしてもええんだから、無理して撃つな。逃がしても次ぐに取ればええんだから。」と優しい言葉をかけてもらい、先輩のTさんは更に奥へ。
さて、僕はマチ場の確認です。
少しでも撃ちやすい場所を探し、鉄砲を構えてシュミレーション。
Tさんが一番奥のマチに着いたので、無線で勢子に「全員マチに着いたぞ。もういいぞ。」と連絡。
勢子のHさんは、「そんじゃ犬入れるで。」と。
さぁ、いよいよ本番です。
銃に装弾して、じっとして待ちます。
しばらくしたら、Hさんから「モノが起きたぞ!」
「そっち向き行ったぞ!」、と。
犬の鳴き声の方向に注意しながら、待ちます。
段々と近づいてきます。
そしたら僕の待っている谷の稜線の向こう側で何やら動くものがこちら向きに来るのがちらっと見えました。
来るぞ!
そして稜線の低木をかき分けて三又角の大きな牡鹿が現れました。
斜面を僕の待つ谷に下ってきます。
そこを一発、ダァーーーーーーン!!!!!
これは外しました...
鹿が斜面を下り、踵を返したところを2発目、ダァーーーーーーーン!!!!!
当たったのか、鹿の動きが一瞬止まりました。
やったぁ!倒れるか‼?
と、思ったら...
鹿はもうダッシュで走り出しました。
一瞬銃を下げてしまっていたので、銃を上げ直し、鹿の走る方向に降って三発目を撃ちましたが逃してしまいました…。(ショットガンは日本の法律で最大三発の装弾です)
うーーーん、上手くいかないものですね。
無線でどうなったのか皆さんに報告。
怒られるか、と思いましたが、皆さん「初めて鹿が出てきて引き金を引けただけでも大したものだ。」「逃がしてもええ。次がある。」「多分鹿を見て撃ったんやろな。ちゃんと銃を見て撃たんとな。」と優しい言葉。
良いグループに入れてもらいました、ほんとに。
この日は3つの山でしたのですが、僕のマチに鹿が出たのはこの一頭と、次の山でかなり遠くに小鹿が一頭。これはちょっと遠いかな、と思って引き金を引かなかったんですね。
今に思えば、引き金を引いておくべきだったな、とちょっと後悔していますが、銃猟初日に反省点も含めていろいろ学ぶことが出来ましたし、何よりもみんな怪我もなく良かったです。
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