三郎とおやすみ羊(ヒツジ)によるバイクで世界一周の旅の記録。基本的にリアルタイムで毎日更新! 2010年から既に三大陸半を走破!今年はヨーロッパから中東、中央アジアを越えて日本までユーラシア大陸横断予定!
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ペルセポリスと強盗 / Persepolis and burglar
Day 1008: 2013年5月29日
Shiraz, Iran (Zand Hotel)
94,898km
シラーズは朝から暑い!
日中出歩くのは危険だな。
朝早目にタクシーでペルセポリスに向かう計画だったのだけれど、アヌーシュカもミゲルもワシも両替が必要で、両替したり、タクシーをチャーターしたりで結局出発したのは10時過。
ペルセポリスは50〜60キロ先だから1時間くらいかかる。
ワシの宿は朝飯が付いてないから、ワシは非常食を食って来たんだけど、腹が減ってしまって、ペルセポリスのレストランで早目の昼飯。
流石に観光地、高い。特にサービスチャージが24%!
一番安いケバブを頼んだのだけど、「停電中だから出来ない:、と。なんでだ?
なんかしらんけど、魚なら出来る、ってことで、魚を。
ニジマスのフライだな。油の温度が低かったせいか、油ぎっていてかなり重かった。
24%もサービスチャージを取るくせにサービス良くないし。
会計時もわけわかんないし。
まぁ、腹も満たされたし、ペルセポリスに行きますか!
入場料は150,000リアル。
ペルセポリス、紀元前500年前後にアケメネス朝ペルシャによってひらかれた都市。
200年の栄華を誇ったけど、紀元前330年(だったっけな?)にマケドニア王アレクサンダー3世の東方遠征によりアケメネス朝は滅亡。ペルセポリスは破壊されたのだ。
そこ後は放置され、またイスラム教徒によって異教文化の遺跡として破壊がすすんだのだ。
階段を登っていくと、馬の像が刻まれた大きな門が出迎えてくれる。
柱とかは残っているけど、かなり荒廃している。
有名なライオンが牛(?)を狩っているレリーフ。
ここ一帯は修復したのか、保存状態が良好。
羊のレリーフも。
どうやらこれは王に献上する品々とそれを運んでくる人を描いたものみたい。
階段を登ると王らしき人物が先頭に。
アケメネス朝時代はさぞかし煌びやかな宮殿だったのだろう。
丘の上からペルセポリスを一望出来る。
思ったほど規模は大きくない。恐らく同時代に建てられたアテネのペルセポリスの方が規模は大きいのではないかな。
それにしても暑い。
1時間半くらい観て回って、次は車に乗って王たちの墳墓へ。
岩山を削って墓を造っている。
入場料は100,000リアル。
どのみち王墓の中には入れないみたいだから、そとから遠目で眺めるだけでイイや、って意見が一致。
まぁ、ペルセポリスを堪能したし、暑いしね。
車に乗ってアヌーシュカたちの宿へ。帰りは車の中で爆睡。日に当たって疲れたからね。
宿の中庭で涼む。アヌーシュカは昼寝しに部屋に戻ったから、ワシはミゲルと歓談。
夕方になって涼しくなったから、ミゲルとモスクに行ってみた。
タイル細工が美しい。
残念ながら、内部は撮影禁止。
しかし、ガラスを細かく貼り付けたその装飾は見事、と言うしかない。
建築はトルコだけど、装飾はイランに軍配が上がるな。
宿に戻りアヌーシュカも連れ立って夕飯。
そして宿のテラスでチャイ。12時ごろまで歓談。
明日アヌーシュカはここに留まり、ミゲルはケルマンへ、ワシはヤズドへ。だからここでお別れ。
ワシの宿に戻り部屋に入るとなんか変だ。
揃えてあったブーツはバラバラになってるし、その他のものもなんか微妙にずれている。
最初は掃除が入ったのか、と思ったけど掃除した気配は無い。
パニア(バイクに取り付けるアルミ製の箱)を開けて見ると(鍵がかけてあった)、なんか違う。
明らかに誰かが弄ったあとがある!
え、まさか!?
夢でも見てるんじゃないか、と願いながら中身を調べると500米ドルばかり財布から抜き取られている…。
他に被害は?
なさそうだ。
でも、どうやって鍵がかかっているパニアを開けたのだ!?
実はスペア・キーをある場所に入れてあるんだけど、そこが荒らされていた。なるほど、スペアを使って開けたのだな。
財布から全額抜き取らずに、更にパニアの中身を元通りにしようとしたのだろうけど、ちゃんと元通りに戻せなかったから犯行が暴露た。
確実に強盗が入ったことを確認出来たから、レセプションに行き警察を読んでもらおうとしたら、いない!
で、玄関(閉まっている)の外で人が呼んでいる。宿泊客とイラン人男性が開けてくれ、と。
レセプションのオヤジも起きてきて、彼らを中に入れ、強盗が入ったことを説明。
前に書いたけど、うちの宿のスタッフは全く英語が出来ない。
幸い宿泊客と一緒いたイラン人は英語が出来たから、彼に通訳してもらって警察を呼んでもらった。
彼の名はホサイン。夜遅いのに巻き込んでしまって済まないねぇ。
警察が来て、状況を説明。部屋の鍵はレセプションに預けたから、誰かが鍵を使ってワシの部屋に侵入。
物色して、パニアの鍵を見つけて500米ドルだけ財布から抜き取ったことを説明。
警官曰く、「君は旅行者だから大使館が全額補償してくれるはずだ」。
へ、そうなの?現金被害なんだけど…。
まぁ、明日9時か9時半ごろホセインが来てくれて警察署に行きもう一度事情聴取を。
最近本当に嫌なことばかりおこってる。
最初絶賛していたイランの株が大暴落中。
結局取り調べはほどほどで明日の朝警察署にいかなければならなくなった…。
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エスファファンでもドンキーを盗まれ、シラーズで現金盗難!最近災難続きのワシ。さて、今後はどうなる?
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日中出歩くのは危険だな。
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ペルセポリスは50〜60キロ先だから1時間くらいかかる。
ワシの宿は朝飯が付いてないから、ワシは非常食を食って来たんだけど、腹が減ってしまって、ペルセポリスのレストランで早目の昼飯。
流石に観光地、高い。特にサービスチャージが24%!
一番安いケバブを頼んだのだけど、「停電中だから出来ない:、と。なんでだ?
なんかしらんけど、魚なら出来る、ってことで、魚を。
ニジマスのフライだな。油の温度が低かったせいか、油ぎっていてかなり重かった。
24%もサービスチャージを取るくせにサービス良くないし。
会計時もわけわかんないし。
まぁ、腹も満たされたし、ペルセポリスに行きますか!
入場料は150,000リアル。
ペルセポリス、紀元前500年前後にアケメネス朝ペルシャによってひらかれた都市。
200年の栄華を誇ったけど、紀元前330年(だったっけな?)にマケドニア王アレクサンダー3世の東方遠征によりアケメネス朝は滅亡。ペルセポリスは破壊されたのだ。
そこ後は放置され、またイスラム教徒によって異教文化の遺跡として破壊がすすんだのだ。
階段を登っていくと、馬の像が刻まれた大きな門が出迎えてくれる。
柱とかは残っているけど、かなり荒廃している。
有名なライオンが牛(?)を狩っているレリーフ。
ここ一帯は修復したのか、保存状態が良好。
羊のレリーフも。
どうやらこれは王に献上する品々とそれを運んでくる人を描いたものみたい。
階段を登ると王らしき人物が先頭に。
アケメネス朝時代はさぞかし煌びやかな宮殿だったのだろう。
丘の上からペルセポリスを一望出来る。
思ったほど規模は大きくない。恐らく同時代に建てられたアテネのペルセポリスの方が規模は大きいのではないかな。
それにしても暑い。
1時間半くらい観て回って、次は車に乗って王たちの墳墓へ。
岩山を削って墓を造っている。
入場料は100,000リアル。
どのみち王墓の中には入れないみたいだから、そとから遠目で眺めるだけでイイや、って意見が一致。
まぁ、ペルセポリスを堪能したし、暑いしね。
車に乗ってアヌーシュカたちの宿へ。帰りは車の中で爆睡。日に当たって疲れたからね。
宿の中庭で涼む。アヌーシュカは昼寝しに部屋に戻ったから、ワシはミゲルと歓談。
夕方になって涼しくなったから、ミゲルとモスクに行ってみた。
タイル細工が美しい。
残念ながら、内部は撮影禁止。
しかし、ガラスを細かく貼り付けたその装飾は見事、と言うしかない。
建築はトルコだけど、装飾はイランに軍配が上がるな。
宿に戻りアヌーシュカも連れ立って夕飯。
そして宿のテラスでチャイ。12時ごろまで歓談。
明日アヌーシュカはここに留まり、ミゲルはケルマンへ、ワシはヤズドへ。だからここでお別れ。
ワシの宿に戻り部屋に入るとなんか変だ。
揃えてあったブーツはバラバラになってるし、その他のものもなんか微妙にずれている。
最初は掃除が入ったのか、と思ったけど掃除した気配は無い。
パニア(バイクに取り付けるアルミ製の箱)を開けて見ると(鍵がかけてあった)、なんか違う。
明らかに誰かが弄ったあとがある!
え、まさか!?
夢でも見てるんじゃないか、と願いながら中身を調べると500米ドルばかり財布から抜き取られている…。
他に被害は?
なさそうだ。
でも、どうやって鍵がかかっているパニアを開けたのだ!?
実はスペア・キーをある場所に入れてあるんだけど、そこが荒らされていた。なるほど、スペアを使って開けたのだな。
財布から全額抜き取らずに、更にパニアの中身を元通りにしようとしたのだろうけど、ちゃんと元通りに戻せなかったから犯行が暴露た。
確実に強盗が入ったことを確認出来たから、レセプションに行き警察を読んでもらおうとしたら、いない!
で、玄関(閉まっている)の外で人が呼んでいる。宿泊客とイラン人男性が開けてくれ、と。
レセプションのオヤジも起きてきて、彼らを中に入れ、強盗が入ったことを説明。
前に書いたけど、うちの宿のスタッフは全く英語が出来ない。
幸い宿泊客と一緒いたイラン人は英語が出来たから、彼に通訳してもらって警察を呼んでもらった。
彼の名はホサイン。夜遅いのに巻き込んでしまって済まないねぇ。
警察が来て、状況を説明。部屋の鍵はレセプションに預けたから、誰かが鍵を使ってワシの部屋に侵入。
物色して、パニアの鍵を見つけて500米ドルだけ財布から抜き取ったことを説明。
警官曰く、「君は旅行者だから大使館が全額補償してくれるはずだ」。
へ、そうなの?現金被害なんだけど…。
まぁ、明日9時か9時半ごろホセインが来てくれて警察署に行きもう一度事情聴取を。
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