三郎とおやすみ羊(ヒツジ)によるバイクで世界一周の旅の記録。基本的にリアルタイムで毎日更新! 2010年から既に三大陸半を走破!今年はヨーロッパから中東、中央アジアを越えて日本までユーラシア大陸横断予定!
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アニ遺跡にアララト山 / Ani Ruins and Mt. Ararat
Day 981: 2013年5月2日
Savsat to Kars, Turkey (Gungoren Hotel)
91,261km to 91,744km = 483km
朝起きると目の前に広がる風景。
良い目覚めだ。
朝飯を食べて、出発。宿の人はみんな外まで出て見送ってくれた。
この一帯は雪山に囲まれていて、なかなか風光明媚。
ここから更に標高が上がって行く。
周りには残雪が!
標高は2,000mを越えている。
更に上がり、峠の最高点は2,470m。かなり寒くなる。
ここから降りはじめて、高原の緑が広がる。牛などが放牧されている。
で、左手の遠くに雪山が見えて来て、「あれがアララト山か?」と思っていたけど違った。
実際のアララト山は写真の右手の緑の岡の左手にうっすらと見える雪山なのだ。
そう、ついに見た、アララト山!これはノアの箱舟の伝説で有名ですな。
12時ごろにアニ遺跡に到着!のっけから城壁が凄い!
ワシが到着すると、ミニバンが何台か到着。高校生の遠足だ!
ワシはいきなり囲まれて…
人気者に!
「どこから来たの?」、「日本!?」、「凄い!」、という感じで、次から次へと「写真一緒に撮って!」、と有名人になった気分だ。
特に写真の右2人の女の子たちに気に入られたみたい。
さて、遺跡を見に行くか!
城門をくぐると、ライオンの浮き彫りが。これは11世紀にこの街を制服したセルジューク朝のスルタンを讃えた紋章だとか。
城壁の塔には卍が。
かなりの防御力がありそうな城壁だな。
この街は中世シルクロードの重要な拠点として栄えたのだそう。なので外敵から守るためにこの様な大規模な城壁が造られたのだろう。
教会の跡も残る。屋根が残っているのが特徴的だ。
中には宗教画があるけど、落書きが酷い…。
この教会の先は崖になっていて、下には川が流れる。
対岸はアルメニアだ。
19世紀末と20世紀初頭に「あった」とされるオスマン帝国による「アルメニア人虐殺」により現在でもトルコとアルメニアは犬猿の仲。
なので両国間の国境は閉ざされたままだ。
大教会跡。かなりの規模だ。
レリーフが残っている。なんとなくアッシリアのそれを彷彿させてくれる。
アルメニア文字だろうか、入口に刻まれている。レリーフと文字のなんかこの感じがすごく気に入った。
この教会跡も丸天井は落ちているけど、屋根が残っている。
違う面にも精巧なレリーフと文字が刻まれている。
残念ながらこの遺跡は近年まで放ったらかしになっていたから、かなり劣化してしまった。
もし早くから保善に勤めていれば、もっとしっかりと残っていたのだろうに。
かなり広い敷地で、1時間半くらい歩き回った。
外に出ると、先程の高校生たちが手招きするから、一緒に冷たい飲み物とお菓子を食べながら歓談。
とは言っても、あまり英語は通じないから片言の会話なんだけどね。
さて、時刻はもう2時過ぎ。次はアララト山を見に行こう。
高校生たちに別れを告げて出発!
アニ遺跡を出て、しばらく舗装路を走ったあとに未舗装路に。
最初は硬い路面だったけど、だんだんと砂利が深くなってきた。30キロくらい走ってまた舗装路に。
しばらく標高2,000m以上の高原を走る。
で、アララト山が遠くに見えてきた。
だんだんと近づいてくるアララト山。やはり円錐形の独立峰は神々しいですなぁ。
見に行く、と言っても登山をするわけでもないから、アララト山が綺麗に見える所まで行けば良いのだ。
イグディル(Igdir)と読むんだろうか、という街を過ぎたあたりでアララト山か前面に広がる。
ここで、イイや。素晴らしい山だなぁ。ヒツジも喜んでおる。
くまも満足満足。
ここからUターンして、カルスという街まで戻り、日が暮れてしまった。
幸い駐車場付きのホテルが見つかったのだけど、80リラと流石に高い!そしたら60リラにまけてくれた。それでも高いけど、まぁ、イイか。最近贅沢だなぁ。
さて、明日はいよいよトルコを後にしてグルジアに向かう予定!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
トルコの高原、アニ遺跡、アララト山、どれも良かったです。本当はもう少しトルコを見て周りたいですが、ガソリン高いし…。まぁ、そろそろ東へ向かう頃ですね。
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この一帯は雪山に囲まれていて、なかなか風光明媚。
ここから更に標高が上がって行く。
周りには残雪が!
標高は2,000mを越えている。
更に上がり、峠の最高点は2,470m。かなり寒くなる。
ここから降りはじめて、高原の緑が広がる。牛などが放牧されている。
で、左手の遠くに雪山が見えて来て、「あれがアララト山か?」と思っていたけど違った。
実際のアララト山は写真の右手の緑の岡の左手にうっすらと見える雪山なのだ。
そう、ついに見た、アララト山!これはノアの箱舟の伝説で有名ですな。
12時ごろにアニ遺跡に到着!のっけから城壁が凄い!
ワシが到着すると、ミニバンが何台か到着。高校生の遠足だ!
ワシはいきなり囲まれて…
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特に写真の右2人の女の子たちに気に入られたみたい。
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城門をくぐると、ライオンの浮き彫りが。これは11世紀にこの街を制服したセルジューク朝のスルタンを讃えた紋章だとか。
城壁の塔には卍が。
かなりの防御力がありそうな城壁だな。
この街は中世シルクロードの重要な拠点として栄えたのだそう。なので外敵から守るためにこの様な大規模な城壁が造られたのだろう。
教会の跡も残る。屋根が残っているのが特徴的だ。
中には宗教画があるけど、落書きが酷い…。
この教会の先は崖になっていて、下には川が流れる。
対岸はアルメニアだ。
19世紀末と20世紀初頭に「あった」とされるオスマン帝国による「アルメニア人虐殺」により現在でもトルコとアルメニアは犬猿の仲。
なので両国間の国境は閉ざされたままだ。
大教会跡。かなりの規模だ。
レリーフが残っている。なんとなくアッシリアのそれを彷彿させてくれる。
アルメニア文字だろうか、入口に刻まれている。レリーフと文字のなんかこの感じがすごく気に入った。
この教会跡も丸天井は落ちているけど、屋根が残っている。
違う面にも精巧なレリーフと文字が刻まれている。
残念ながらこの遺跡は近年まで放ったらかしになっていたから、かなり劣化してしまった。
もし早くから保善に勤めていれば、もっとしっかりと残っていたのだろうに。
かなり広い敷地で、1時間半くらい歩き回った。
外に出ると、先程の高校生たちが手招きするから、一緒に冷たい飲み物とお菓子を食べながら歓談。
とは言っても、あまり英語は通じないから片言の会話なんだけどね。
さて、時刻はもう2時過ぎ。次はアララト山を見に行こう。
高校生たちに別れを告げて出発!
アニ遺跡を出て、しばらく舗装路を走ったあとに未舗装路に。
最初は硬い路面だったけど、だんだんと砂利が深くなってきた。30キロくらい走ってまた舗装路に。
しばらく標高2,000m以上の高原を走る。
で、アララト山が遠くに見えてきた。
だんだんと近づいてくるアララト山。やはり円錐形の独立峰は神々しいですなぁ。
見に行く、と言っても登山をするわけでもないから、アララト山が綺麗に見える所まで行けば良いのだ。
イグディル(Igdir)と読むんだろうか、という街を過ぎたあたりでアララト山か前面に広がる。
ここで、イイや。素晴らしい山だなぁ。ヒツジも喜んでおる。
くまも満足満足。
ここからUターンして、カルスという街まで戻り、日が暮れてしまった。
幸い駐車場付きのホテルが見つかったのだけど、80リラと流石に高い!そしたら60リラにまけてくれた。それでも高いけど、まぁ、イイか。最近贅沢だなぁ。
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