三郎とおやすみ羊(ヒツジ)によるバイクで世界一周の旅の記録。基本的にリアルタイムで毎日更新! 2010年から既に三大陸半を走破!今年はヨーロッパから中東、中央アジアを越えて日本までユーラシア大陸横断予定!
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曇りの日は博物館で / When The weather isn't good, I go to a museum.
Day 963: 2013年4月14日
Istanbul, Turkey (Istanbul Harmony Hostel)
89,181km
今日は日曜日。アニーと過ごす最後の日。
が、しかし、天気が悪い。
なので考古学博物館へ。
ここイスタンブールはもともと古代ギリシアの時代の植民都市がその起源。
地中海と黒海を結ぶ交通の要所としてここは栄えて来たのだ。また、様々な国がこの地を征しようと覇を競い合った。
ギリシア、ローマ帝国、そしてオスマン帝国。
だから考古的・歴史的遺物も沢山あるわけだ。
入館料は10リラ。
庭にはビザンチン帝国時代の石棺や石柱などが。
中には、石棺に継ぐ、石棺!
これでもか!ってぐらい石棺が。
古代エジプトを模倣したものから、ローマの凝ったものまで。
この手の石棺はローマで沢山みたから目新しくはないのだけれど、石棺に彫られたレリーフから当時の生活の姿が垣間見れる。
で、この石棺のレリーフは圧巻。
ローマ帝国時代の石棺で、東方の国(パルティアかな?)との戦いの模様が刻まれている。
この躍動感。
当時は極彩に色付けされていた。
二階に行くとイスタンブールの歴史が遺物から学べる。
イスタンブールの旧市街とガラタ地区は「金角湾」で隔てられているのだけれど、1453年にオスマン帝国のスルタン「征服者」メフメト2世に攻められた時、金角湾を鎖で封鎖したのだ。
その鎖の一部がこれ。
話には聞いていたけど、まさか本物が見れるとは思っていなかった。
その他にはローマ皇帝や貴族の彫像などが展示されている。
離れた別館にはアッシリアなど過去にアナトリアに強盛を誇った国などの遺物の展示。
エジプト美術も好きだけど、アッシリアもいいなぁ。
アニーはもともと数学の先生で、理系だから歴史が苦手なのだそう。
ワシは歴史好きだから、延々と博物館で歴史を語っていたわけだ。
日本人がトルコ人にイスタンブールの歴史を説明するのもまた面白い。
そんなこんなでかなりの時間を博物館で過ごしたワシら。
この6日間アニーはワシの相手をしてくれてたんだけど、明日から彼女も忙しくなるから今日が最後。
ワシも恐らく明日ウズベキスタンのビザを取得できるから、そろそろイスタンブールを後にする時が来た。
ちょっと名残り惜しいけど、先に進まねば。
が、しかし、イスタンブールを出る前に会いたい人がいるのだ。
さてその人にうまく会えるかなぁ?
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アニーには本当にお世話になりました。彼女も来月から旅に出ます。彼女の旅に多いなる幸があらんことを祈ります。
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これでもか!ってぐらい石棺が。
古代エジプトを模倣したものから、ローマの凝ったものまで。
この手の石棺はローマで沢山みたから目新しくはないのだけれど、石棺に彫られたレリーフから当時の生活の姿が垣間見れる。
で、この石棺のレリーフは圧巻。
ローマ帝国時代の石棺で、東方の国(パルティアかな?)との戦いの模様が刻まれている。
この躍動感。
当時は極彩に色付けされていた。
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イスタンブールの旧市街とガラタ地区は「金角湾」で隔てられているのだけれど、1453年にオスマン帝国のスルタン「征服者」メフメト2世に攻められた時、金角湾を鎖で封鎖したのだ。
その鎖の一部がこれ。
話には聞いていたけど、まさか本物が見れるとは思っていなかった。
その他にはローマ皇帝や貴族の彫像などが展示されている。
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エジプト美術も好きだけど、アッシリアもいいなぁ。
アニーはもともと数学の先生で、理系だから歴史が苦手なのだそう。
ワシは歴史好きだから、延々と博物館で歴史を語っていたわけだ。
日本人がトルコ人にイスタンブールの歴史を説明するのもまた面白い。
そんなこんなでかなりの時間を博物館で過ごしたワシら。
この6日間アニーはワシの相手をしてくれてたんだけど、明日から彼女も忙しくなるから今日が最後。
ワシも恐らく明日ウズベキスタンのビザを取得できるから、そろそろイスタンブールを後にする時が来た。
ちょっと名残り惜しいけど、先に進まねば。
が、しかし、イスタンブールを出る前に会いたい人がいるのだ。
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