三郎とおやすみ羊(ヒツジ)によるバイクで世界一周の旅の記録。基本的にリアルタイムで毎日更新! 2010年から既に三大陸半を走破!今年はヨーロッパから中東、中央アジアを越えて日本までユーラシア大陸横断予定!
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イランのカッパドキア=キャンドバン / Kandvan = Cappadocia in Iran?
Day 997: 2013年5月18日
Tabriz, Iran (La casa de Ramazan)
93,303km
今日はベシャッド、モルサル、シナと連れ立ってキャンドヴァン(Kandvan)という村までタクシーで。
ワシは助手席に座らせてもらったけど皆は後部座席。大人4人が3人席に乗っているから窮屈で気の毒だけど、ワシはゲストだから、と。
キャンドバンまでは50キロくらい。結構時間がかかる。
だんだんと標高を上げて行き、辺りは高原地帯。山には雪が残っている。
タブリーズは標高1,300m超だから恐らく2,000mは超えているだろう。
キャンドバンに着くと、「あれっ、カッパドキア?」という風景が。
ここでも砂岩を削って住居にしているのだ。
カッパドキアと違うのは未だにこれらの住居には人が住んでいること。
モルサルが村の人に訊いてくれたのだけど、モンゴルの侵略時に近隣の村々から逃げて来てこの地に住み着いたのだとか。
モンゴルの侵略時とは13世紀!750年前のことだよ。
手作りのお菓子やジャム、カバンや編み物をお土産として家々で売っている。
カッパドキアとは規模が全然違うけど、素朴でそれなりに面白い。
イラン人は写真好きなのか常にワシと写真を撮りたがる。まぁ、見慣れない外国からのゲストと一緒で嬉しいのだろう。
村自体は小さいから見所は少ない。
タクシーに乗ってタブリーズに戻る。
イランのタクシーは行き先がなんだか決まっていて、途中まで来ると降ろされて違うタクシーに乗って次の目的地まで行く、という形式。
午後はシナの家でシナとシェアメイトと飯を食べたり歓談したり。
皆やはり西側の情報を聞きたがってシナを通訳に色々訊かれるワシ。
アメリカのこと、日本のこと、性に対すること(皆大学生だからこのことに1番興味がある!)などなど。
基本的に婚前性交渉は禁止されているから、多くの若者は性に飢えているのが実情。
では、どうしているか、というと、まぁ、当然といえば当然だけどイランにも売春婦がいて(非合法だけど)、それで性欲を満足させている者もいるとか。
だけど、婚前性交渉がバレたら、政府に強制的に結婚させられるとか。フム。
シナやシェアメイトは建前上イスラム教徒と名乗っているけど、宗教は信じないと(イランではイスラム教が国境でキリスト教とユダヤ教は認めているけど、無神論や他の宗教は認められていない。場合によっては死刑も有りうる)。
政府についてはかなりというか、徹底的に批判していた。
まぁ、数人ではあるけど、実際に若者の意見を聞けてよかった。
夜はベシャッドの友人であるラマダンさんの家で食事。ラマダンさんとは先日の結婚式で面識がある。
彼の叔父さんは日本人の奥さんがいて東京に在住。
ラマダンさんご一家。
モルサルの通訳で会話が弾む。
やはりここでも政府に対しては快く思っていない。
イスラムの風習についてはそれは個人の選択でいいのでは、という意見。
ほっかむりも被りたければ被ればイイし、男女交際もおおっぴらにしたい人はすればいいし、したくない人はしなければイイ、と。
まぁ、確かにそうだ。
タブリーズでは多くが敬虔なモスリムでイスラムの風習を守る人が多い。
だから、欧米風の価値観とか風習には批判の目があるみたい。
まぁ、そんなこんなを学んだ一日であった。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
法律で考えや行動を縛るのはどの文化でも好ましく思われないですね。規範はあってもイイですが、やはり個人の選択に委ねる、と。
でも、あまりに自由過ても、社会が混乱するんですね。
法律以外には道徳や教育が社会の規範になるのですが、人間はまだまだ理想の社会を実現させるには未熟なようです。一歩一歩前進していかなければ。
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ワシは助手席に座らせてもらったけど皆は後部座席。大人4人が3人席に乗っているから窮屈で気の毒だけど、ワシはゲストだから、と。
キャンドバンまでは50キロくらい。結構時間がかかる。
だんだんと標高を上げて行き、辺りは高原地帯。山には雪が残っている。
タブリーズは標高1,300m超だから恐らく2,000mは超えているだろう。
キャンドバンに着くと、「あれっ、カッパドキア?」という風景が。
ここでも砂岩を削って住居にしているのだ。
カッパドキアと違うのは未だにこれらの住居には人が住んでいること。
モルサルが村の人に訊いてくれたのだけど、モンゴルの侵略時に近隣の村々から逃げて来てこの地に住み着いたのだとか。
モンゴルの侵略時とは13世紀!750年前のことだよ。
手作りのお菓子やジャム、カバンや編み物をお土産として家々で売っている。
カッパドキアとは規模が全然違うけど、素朴でそれなりに面白い。
イラン人は写真好きなのか常にワシと写真を撮りたがる。まぁ、見慣れない外国からのゲストと一緒で嬉しいのだろう。
村自体は小さいから見所は少ない。
タクシーに乗ってタブリーズに戻る。
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午後はシナの家でシナとシェアメイトと飯を食べたり歓談したり。
皆やはり西側の情報を聞きたがってシナを通訳に色々訊かれるワシ。
アメリカのこと、日本のこと、性に対すること(皆大学生だからこのことに1番興味がある!)などなど。
基本的に婚前性交渉は禁止されているから、多くの若者は性に飢えているのが実情。
では、どうしているか、というと、まぁ、当然といえば当然だけどイランにも売春婦がいて(非合法だけど)、それで性欲を満足させている者もいるとか。
だけど、婚前性交渉がバレたら、政府に強制的に結婚させられるとか。フム。
シナやシェアメイトは建前上イスラム教徒と名乗っているけど、宗教は信じないと(イランではイスラム教が国境でキリスト教とユダヤ教は認めているけど、無神論や他の宗教は認められていない。場合によっては死刑も有りうる)。
政府についてはかなりというか、徹底的に批判していた。
まぁ、数人ではあるけど、実際に若者の意見を聞けてよかった。
夜はベシャッドの友人であるラマダンさんの家で食事。ラマダンさんとは先日の結婚式で面識がある。
彼の叔父さんは日本人の奥さんがいて東京に在住。
ラマダンさんご一家。
モルサルの通訳で会話が弾む。
やはりここでも政府に対しては快く思っていない。
イスラムの風習についてはそれは個人の選択でいいのでは、という意見。
ほっかむりも被りたければ被ればイイし、男女交際もおおっぴらにしたい人はすればいいし、したくない人はしなければイイ、と。
まぁ、確かにそうだ。
タブリーズでは多くが敬虔なモスリムでイスラムの風習を守る人が多い。
だから、欧米風の価値観とか風習には批判の目があるみたい。
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法律で考えや行動を縛るのはどの文化でも好ましく思われないですね。規範はあってもイイですが、やはり個人の選択に委ねる、と。
でも、あまりに自由過ても、社会が混乱するんですね。
法律以外には道徳や教育が社会の規範になるのですが、人間はまだまだ理想の社会を実現させるには未熟なようです。一歩一歩前進していかなければ。
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