三郎とおやすみ羊(ヒツジ)によるバイクで世界一周の旅の記録。基本的にリアルタイムで毎日更新! 2010年から既に三大陸半を走破!今年はヨーロッパから中東、中央アジアを越えて日本までユーラシア大陸横断予定!
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イランにはアメリカがいっぱい!? / The USA in Iran?
Day 996: 2013年5月17日
Tabriz, Iran (La casa de Morsar)
93,303km
昨日は散々騒いだから皆朝遅くまで寝ていた。
朝飯を食べ終わったのは11時。
モルサルがやって来てベシャッドの車で最近出来たショッピングモールへ。
昨日書いたけどイランは欧米諸国から経済制裁を受けているのだけど、トルコ資本が入ってくるから結構「西側」の文物が入って来ている。
ワシが持っていたイランのイメージとは全くかけ離れた光景。
モールの中もファルシ以外は欧米のモールと変わらない。
ハローキティまである。
「トイ・ストーリー」や「スター・ウォーズ」のキャラクターまである。これって思いっきりアメリカだよな。
スーパーマーケットも品揃えが豊富。
な、なんと、コカコーラまである!
思わずコーラ・ゼロを買ってしまった。
これは輸入品ではなく、イラン製。うーん、どうやってコカコーラのライセンスを取得したのだろう?
ワシがオーストラリアで働いていたアメリカ資本の金融企業は社員規約に「イランやその他の合衆国の敵対国との取引を一切禁じる。破った者には懲戒・罷免の罰則が適用される」とあるくらいだ。
経済制裁といっても抜け道は幾らでもある、ってことか。
まぁ、そんな訳で事前のイメージとかなり違って驚く。
ベシャッドの大学の友達シナの家を訪問。彼はカスピ海沿岸の街出身で英語を専攻しているとの事。
カスピ海のことやイランのことなどを話す。明日の晩飯に招待された。
ベシャッドは午後から仕事だから、今日はモルサルの家でお世話になる事に。
モルサルは三人兄弟でお兄さんとベシャッドのお姉さんが結婚しているから親戚なのだ。
弟のムスタファも英語が堪能。
ご家族と一緒に昼飯を食べて、しばらく歓談。
モルサル一家は芸術の才能があって、モルサルは絵画に、
ペルシャ絨毯を制作している!
ワシもペルシャ絨毯造りに挑戦!?
大きさや柄にもよるけど、一枚の絨毯を仕上げるのに半年から8ヶ月かかるとのこと。根気が必要だ。
モルサルは大学生でエンジニアリングを専攻しているから、絵画や絨毯造りは趣味だそうだ。
モルサルと近所を散歩し、宗教のことや男女の恋愛事情などを話す。
イランではおおっぴらな男女の婚前交際は宜しくない、と思われていて、まぁ、法律でも禁止されているみたいだけど、ではどうやって恋愛が始まるのか聞いてみたかったのだ。
もちろんバーやパブは無いからそういう場での出会いは無い。合コンも無い。
公園などで出会って、電話番号を交換し電話などでお互いを知り合ってから恋愛に発展して行くのだそうだ。
お互いが好きで結婚をしたいなら両親に会って了承を得て結婚となる。
うーん、我々の価値観からするとかなり窮屈な恋愛環境だな。
夕方はタブリーズ市民の憩いの場へ。
ここはパフレビー朝時代は王子の別荘だったそうな。
今は家族連れや若者が集う場所。
他の国なら多くのカップルが手を繋いで歩いているのだろうけど。
アジア人が珍しいのか、皆ワシを見てる。
近年は韓国ドラマが放映されてアジア人の顔もお馴染みなはずなんだけど、アジア人は皆同じ様に見えるらしい。
ギターの弾き語りをしている兄ちゃんがいて、かなり巧い。
他の国では帽子や缶を置いてお金を求めるのだけど、どうやらイランではしないようだ。
チャイハネでチャイを飲んでモルサルの家に戻ったのは11時ごろ。
それから夜食!
タブリーズの郷土料理の巨大肉団子(キョフテ)!
中にはゆで卵が入っていて坂東さんも納得の一品。
こんなに夜遅くに食べたら、太るな。
どうもイラン人は宵っ張りみたいだな。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
トルコでもイスラムの価値観と欧米化の融合とジレンマが見られたけど、イランではそれがもっと顕著。
人により、考えが違うのですが、やはり何でも法律で縛るのは良く無いと考えてるようです。
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昨日は散々騒いだから皆朝遅くまで寝ていた。
朝飯を食べ終わったのは11時。
モルサルがやって来てベシャッドの車で最近出来たショッピングモールへ。
昨日書いたけどイランは欧米諸国から経済制裁を受けているのだけど、トルコ資本が入ってくるから結構「西側」の文物が入って来ている。
ワシが持っていたイランのイメージとは全くかけ離れた光景。
モールの中もファルシ以外は欧米のモールと変わらない。
ハローキティまである。
「トイ・ストーリー」や「スター・ウォーズ」のキャラクターまである。これって思いっきりアメリカだよな。
スーパーマーケットも品揃えが豊富。
な、なんと、コカコーラまである!
思わずコーラ・ゼロを買ってしまった。
これは輸入品ではなく、イラン製。うーん、どうやってコカコーラのライセンスを取得したのだろう?
ワシがオーストラリアで働いていたアメリカ資本の金融企業は社員規約に「イランやその他の合衆国の敵対国との取引を一切禁じる。破った者には懲戒・罷免の罰則が適用される」とあるくらいだ。
経済制裁といっても抜け道は幾らでもある、ってことか。
まぁ、そんな訳で事前のイメージとかなり違って驚く。
ベシャッドの大学の友達シナの家を訪問。彼はカスピ海沿岸の街出身で英語を専攻しているとの事。
カスピ海のことやイランのことなどを話す。明日の晩飯に招待された。
ベシャッドは午後から仕事だから、今日はモルサルの家でお世話になる事に。
モルサルは三人兄弟でお兄さんとベシャッドのお姉さんが結婚しているから親戚なのだ。
弟のムスタファも英語が堪能。
ご家族と一緒に昼飯を食べて、しばらく歓談。
モルサル一家は芸術の才能があって、モルサルは絵画に、
ペルシャ絨毯を制作している!
ワシもペルシャ絨毯造りに挑戦!?
大きさや柄にもよるけど、一枚の絨毯を仕上げるのに半年から8ヶ月かかるとのこと。根気が必要だ。
モルサルは大学生でエンジニアリングを専攻しているから、絵画や絨毯造りは趣味だそうだ。
モルサルと近所を散歩し、宗教のことや男女の恋愛事情などを話す。
イランではおおっぴらな男女の婚前交際は宜しくない、と思われていて、まぁ、法律でも禁止されているみたいだけど、ではどうやって恋愛が始まるのか聞いてみたかったのだ。
もちろんバーやパブは無いからそういう場での出会いは無い。合コンも無い。
公園などで出会って、電話番号を交換し電話などでお互いを知り合ってから恋愛に発展して行くのだそうだ。
お互いが好きで結婚をしたいなら両親に会って了承を得て結婚となる。
うーん、我々の価値観からするとかなり窮屈な恋愛環境だな。
夕方はタブリーズ市民の憩いの場へ。
ここはパフレビー朝時代は王子の別荘だったそうな。
今は家族連れや若者が集う場所。
他の国なら多くのカップルが手を繋いで歩いているのだろうけど。
アジア人が珍しいのか、皆ワシを見てる。
近年は韓国ドラマが放映されてアジア人の顔もお馴染みなはずなんだけど、アジア人は皆同じ様に見えるらしい。
ギターの弾き語りをしている兄ちゃんがいて、かなり巧い。
他の国では帽子や缶を置いてお金を求めるのだけど、どうやらイランではしないようだ。
チャイハネでチャイを飲んでモルサルの家に戻ったのは11時ごろ。
それから夜食!
タブリーズの郷土料理の巨大肉団子(キョフテ)!
中にはゆで卵が入っていて坂東さんも納得の一品。
こんなに夜遅くに食べたら、太るな。
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人により、考えが違うのですが、やはり何でも法律で縛るのは良く無いと考えてるようです。
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