三郎とおやすみ羊(ヒツジ)によるバイクで世界一周の旅の記録。基本的にリアルタイムで毎日更新! 2010年から既に三大陸半を走破!今年はヨーロッパから中東、中央アジアを越えて日本までユーラシア大陸横断予定!
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ゴレスタン宮殿とバザール! / Golestan Palace & Bazar!
Day 1001: 2013年5月22日
Karaj, Iran (La casa de Ramtin and Emel)
93,908km
流石に5時起きは辛い。
ラムティンは毎朝早く出勤して夜遅くまで起きているみたいで、よく身体が持つな。
乗り合いタクシーで途中まで行き、そこからラムティンの会社の専用バスに乗り換えて会社まで1時間。その間に仮眠。
テヘラン市街に着いたのは7時半過。ここからトルクメニスタン大使館まで歩く。
街を歩いていると、トルコ・パンを片手に持って歩いている人が多い。
フランスだと紙袋にバゲット、ってイメージだけど、テヘランでは片手にむき出しのトルコ・パン。
9時前に大使館に到着すると既に5〜6人待っている。
会館前にフランス人と韓国人のカップルがやって来て、なんと彼らはフランスから韓国まで自転車で旅をしてるそうだ。
イスタンブルでもそうだったけど、ほぼ毎回大使館や領事館に行くと自転車で旅している人に出会う。
ビザ課の係員は無愛想で、申請書をもらうにも一苦労。
申請書を記入し、書類や写真を提出すると、「5営業日後」、と。
「マシュハド(トルクメニスタンとの国境近くの街)で受け取りたいのだけど」、と言うと、「Ok」、と。念の為申請書にもそう書いておいた。
チャリダーカップルはそのままタジキスタン大使館に行くとのことで、ここでお互いの旅の無事を願ってお別れ。
ワシは地下鉄に乗って「ゴレスタン宮殿博物館」へ。メトロ1番線でイマーム・ホメイニ下車。
ここはテヘラン市街の南部でダウンタウンといったところかな。
大使館がある北部は高級住宅街であまりバイクを見なかったけど、ここでは沢山。
イランでは150cc以上のバイクは違法だそうだ。
宮殿博物館まで歩いていると、バザールを発見。
入ってみると、
デカイ!
イスタンブルのグランド・バザールなんて比でも無いくらいデカイ。
凄い人だし、様々な商品が溢れんばかり。
経済制裁なんてなんのその、って感じだな。
歩いていると、後ろからおっさんが英語で話しかけて来た。なんと、ここでは一日百万人の買い物客が訪れるそうだ。
まぁ、百万人は誇張だろうけど、物凄い数であることには間違いない。
で、おっさん、「カーペット売ってるんだけど、見て行く?」、と。おいおい、トルコのカーペット売りと同じ手口か。
ワシが断ると直様違う外国人(アラブ系)に話しかけてた。商魂逞しいというか…。
人集りで疲れてしまった。腹も減ったし、博物館行く前に昼飯だ。
バザール近くの飯屋でピラフと肉団子を。これで100,000リイアルだから300円くらいかな。味は大味で、今一つ。
博物館に行くと、チケットはイラン人と外国人で値段が違う。まぁ、これは知っていたんだけど、宮殿博物館は建物ごとにチケットを買わなければいけないのだけれど、全部見るのは高いから4つだけ見ることに。
チケットを買っていると、青年が流暢な英語で話しかけてきた。
彼はカナダ在住イラン人のマニ。大学の修士課程を終えて、日本や東南アジアを旅して今は親戚を尋ねてイランで休暇中とのこと。
ワシがバイクで世界一周していると言うと、すごく興味を持ってくれて、一緒に館内を巡ることに。
タイルや
鏡を使った装飾が面白い。
エロい絵もある。マニ曰く、イスラム政権が多くのこうした絵を消してしまったから、これは貴重だ、と。
一部の館内では撮影禁止。ナポレオン、ヴィクトリア女王、ヴィルヘルム一世からの贈り物とかが沢山。
日本の花瓶などもある。
博物館を見終わったら、マニの従姉妹のアイリーンと一緒にバザールへ。
彼女は幼稚園の先生で、手造りのパペットの材料を買いにバザールに来たのだ。
インターネットで造り方を学んで、材料は全てそろわないから似たものを利用して造るのだとか。
英語も堪能で、ほっかむりはしているけど、それ以外は全然ヨーロッパの女性と変わらない。
今日は暑くて乾燥してるから、チャイを飲みに。
このチャイ屋は120年の歴史があって、マスターがファンキー。
Facebookに店のアカウントもあるってことだ。
もともとイランではコーヒーが主流だったけど、インドからイギリスが紅茶を持って来てからチャイが主流になったのだとか。
カウンターの中にいれてもらって喜ぶアイリーン。
マニはしばらくテヘランに滞在してるとのことだから、ワシは一旦イランの南部に行ってからテヘランに戻ってくるから、また会おうってことに。
そうそう、マニが教えてくれたんだけど、街中で女性が鼻に絆創膏をしているのをよく見かけるんだけど、成形手術なんだって。
イラン人は鼻が高いのだけど、いわゆる魔女鼻を真っ直ぐにして「ヨーロッパ風」にするのが流行りだとか。
ワシは魔女鼻好きだけどなぁ。
そういえば、テレビでもスキンケアや若返りのクリーム、男性にはハゲ対策の宣伝が多い。
イスラム教国は閉鎖的なイメージがあるけど、実際は全然そんなことない。
帰りは電車で。爆睡してしまった。
明日は木曜日。イランでは土曜日みたいなもの。ラムティンもワシも朝寝坊が楽しみだ、といいながら夜遅くまで映画を観ていたのだった。
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イランでは他の国より地元民との出会いが多いですね。人懐っこさがイラン人の特徴。ボディタッチも多いから、日本人とは対極の国民性なのかな。
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Karaj, Iran (La casa de Ramtin and Emel)
93,908km
流石に5時起きは辛い。
ラムティンは毎朝早く出勤して夜遅くまで起きているみたいで、よく身体が持つな。
乗り合いタクシーで途中まで行き、そこからラムティンの会社の専用バスに乗り換えて会社まで1時間。その間に仮眠。
テヘラン市街に着いたのは7時半過。ここからトルクメニスタン大使館まで歩く。
街を歩いていると、トルコ・パンを片手に持って歩いている人が多い。
フランスだと紙袋にバゲット、ってイメージだけど、テヘランでは片手にむき出しのトルコ・パン。
9時前に大使館に到着すると既に5〜6人待っている。
会館前にフランス人と韓国人のカップルがやって来て、なんと彼らはフランスから韓国まで自転車で旅をしてるそうだ。
イスタンブルでもそうだったけど、ほぼ毎回大使館や領事館に行くと自転車で旅している人に出会う。
ビザ課の係員は無愛想で、申請書をもらうにも一苦労。
申請書を記入し、書類や写真を提出すると、「5営業日後」、と。
「マシュハド(トルクメニスタンとの国境近くの街)で受け取りたいのだけど」、と言うと、「Ok」、と。念の為申請書にもそう書いておいた。
チャリダーカップルはそのままタジキスタン大使館に行くとのことで、ここでお互いの旅の無事を願ってお別れ。
ワシは地下鉄に乗って「ゴレスタン宮殿博物館」へ。メトロ1番線でイマーム・ホメイニ下車。
ここはテヘラン市街の南部でダウンタウンといったところかな。
大使館がある北部は高級住宅街であまりバイクを見なかったけど、ここでは沢山。
イランでは150cc以上のバイクは違法だそうだ。
宮殿博物館まで歩いていると、バザールを発見。
入ってみると、
デカイ!
イスタンブルのグランド・バザールなんて比でも無いくらいデカイ。
凄い人だし、様々な商品が溢れんばかり。
経済制裁なんてなんのその、って感じだな。
歩いていると、後ろからおっさんが英語で話しかけて来た。なんと、ここでは一日百万人の買い物客が訪れるそうだ。
まぁ、百万人は誇張だろうけど、物凄い数であることには間違いない。
で、おっさん、「カーペット売ってるんだけど、見て行く?」、と。おいおい、トルコのカーペット売りと同じ手口か。
ワシが断ると直様違う外国人(アラブ系)に話しかけてた。商魂逞しいというか…。
人集りで疲れてしまった。腹も減ったし、博物館行く前に昼飯だ。
バザール近くの飯屋でピラフと肉団子を。これで100,000リイアルだから300円くらいかな。味は大味で、今一つ。
博物館に行くと、チケットはイラン人と外国人で値段が違う。まぁ、これは知っていたんだけど、宮殿博物館は建物ごとにチケットを買わなければいけないのだけれど、全部見るのは高いから4つだけ見ることに。
チケットを買っていると、青年が流暢な英語で話しかけてきた。
彼はカナダ在住イラン人のマニ。大学の修士課程を終えて、日本や東南アジアを旅して今は親戚を尋ねてイランで休暇中とのこと。
ワシがバイクで世界一周していると言うと、すごく興味を持ってくれて、一緒に館内を巡ることに。
タイルや
鏡を使った装飾が面白い。
エロい絵もある。マニ曰く、イスラム政権が多くのこうした絵を消してしまったから、これは貴重だ、と。
一部の館内では撮影禁止。ナポレオン、ヴィクトリア女王、ヴィルヘルム一世からの贈り物とかが沢山。
日本の花瓶などもある。
博物館を見終わったら、マニの従姉妹のアイリーンと一緒にバザールへ。
彼女は幼稚園の先生で、手造りのパペットの材料を買いにバザールに来たのだ。
インターネットで造り方を学んで、材料は全てそろわないから似たものを利用して造るのだとか。
英語も堪能で、ほっかむりはしているけど、それ以外は全然ヨーロッパの女性と変わらない。
今日は暑くて乾燥してるから、チャイを飲みに。
このチャイ屋は120年の歴史があって、マスターがファンキー。
Facebookに店のアカウントもあるってことだ。
もともとイランではコーヒーが主流だったけど、インドからイギリスが紅茶を持って来てからチャイが主流になったのだとか。
カウンターの中にいれてもらって喜ぶアイリーン。
マニはしばらくテヘランに滞在してるとのことだから、ワシは一旦イランの南部に行ってからテヘランに戻ってくるから、また会おうってことに。
そうそう、マニが教えてくれたんだけど、街中で女性が鼻に絆創膏をしているのをよく見かけるんだけど、成形手術なんだって。
イラン人は鼻が高いのだけど、いわゆる魔女鼻を真っ直ぐにして「ヨーロッパ風」にするのが流行りだとか。
ワシは魔女鼻好きだけどなぁ。
そういえば、テレビでもスキンケアや若返りのクリーム、男性にはハゲ対策の宣伝が多い。
イスラム教国は閉鎖的なイメージがあるけど、実際は全然そんなことない。
帰りは電車で。爆睡してしまった。
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