三郎とおやすみ羊(ヒツジ)によるバイクで世界一周の旅の記録。基本的にリアルタイムで毎日更新! 2010年から既に三大陸半を走破!今年はヨーロッパから中東、中央アジアを越えて日本までユーラシア大陸横断予定!
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Day 995: 2013年5月16日
Tabriz, Iran (La casa de Behzad)
93,303km
昨日は夜遅かったから、朝起きたのは9時過ぎ。
朝飯を皆で食べて、タブリーズの街見物へ。
短パンで出かけようとしたら、「駄目駄目、イランでは短パンで外出はよくない」、と。
先ずは古い砦(?)跡へ。
残念ながら説明がファルシでしかなく、ベシャッドもアルシュも英語があまり出来ないから、いつ頃に建てられたのか分からず。
次は博物館の庭へ。
何故だか羊の石像が沢山。
13世紀から17世紀だとあるから、イル汗国からティムール帝国、サファビー朝の時代に造られたものだ。
図書館、なのかな?モスクでは無いらしい。
トルコとはやはり違った建築様式だ。
そうそう、ここタブリーズは東アゼルバイジャン州。アゼルバイジャンっていう国がアルメニアの東カスピ海の西にあるけど、この東アゼルバイジャン州の住人の多くはトルコ系アゼリー人なのだ。
だから、ベシャッドたちもトルコ語が第一言語でファルシ(ペルシャ語)は学校で学んだとのこと。
イランではサッカーが盛んで、ここタブリーズでは「トラクトール」が地元のチーム。トラクターってところが面白い。
街を歩いてて思ったのだけど、イランは1979年のイスラム革命の後に欧米諸国と対立し、更に9年にも及ぶイラン・イラク戦争を経て、最近では核兵器開発の疑いで経済制裁など受けているのだけど、かなり発展している。
かなり力のある国だ。
もし、上記のことが無かったらどれだけ発展したことだろう。
イランの正式の国名は「イラン・イスラム共和国」なのだ。国家最高指導者は大統領ではなく、イスラム教の最高指導者であるアリー・ハーメネイー師。
バザールに行ったけど、色んな商品が所狭しと並んでいる。
タブリーズは靴の生産で有名で、靴屋が多い。
車で家まで戻る。確かにイラン人の運転の仕方はメチャクチャだ。でも、インド程ではないかな。
アルシュの家で一休み。アルシュの弟と近所のガキたち。
昼飯は近くのサンドイッチ屋で。
ついに「ザムザムコーラ」を飲む時がきた!
イスラム革命以前はコカコーラの工場があったのだけど、アメリカ合衆国と対立し、アメリカ資本はイラン国内から引き上げた。
なのでコカコーラの工場を摂取してイランのオリジナル・コーラである「ザムザムコーラ」が造られているのだ。
味は?まぁ、コカコーラと変わらない。
キョフテ(ハンバーグ)が入ったサンドイッチ。勿論ハラル(イスラム教の戒律に沿って作られたということ)。
昼飯後はベシャッドのお父さんに会いに、とベシャッドのお母さんとアルシュのご両親も一緒に車で。
丘に登っていくと、凄い渋滞。
言葉が通じないけど、アルシュのお父さんは既に亡くなっている、となんとなく理解していたから、お墓参りなのかな、と思っていたらやはりそうだった。
イランでは暦がヒジュラ暦だから木金が休み。
今日は木曜日だから人出が多いのかな、と思っていたら、今日はイランのお盆みたいな日なのだそう。
お墓は各家庭に一つではなく、故人独りが入る。
墓石に故人の肖像が彫られていて、そこがイラン式。流石に写真は、ね。
やはり、ここは欧米の批判を受ける理由の一つなんだろうけど、女性の墓石には肖像が刻まれていない。スタンダードの女性の絵(顔の部分は白で隠されている)から女性のお墓だと分かるんだけど。
家に戻り、ベシャッドは仕事へ。ワシはアルシュの家で一休み。
で、夕方から大雨。アララ。
と、思っていたら、「結婚式に行くぞ!」、と。
ここからは英語が堪能なモルサルが同伴だから通訳してくれてる。
タクシーに乗って式場に着くと、やはりワシは皆の注目の的。
入口から左が男性の席で右が女性の席。
「腹減っているか?」、と先ずは厨房に通されて、ケバブ・ライスを。
会場の写真を撮ったら、「駄目駄目!」と係りに止められた。
どうやら女性を写してはいけないみたいだ。
残念。
飯を食べ終わり、会場へ。
ライブ・ミュージックに参加者がお祝いのダンスを披露(独りで踊ったり、数人で踊ったり)。
これが、延々と続く。
でも、観ていて面白い。
巧い人も下手な人も、皆踊る。
周りの人たちが踊っている人にお札をまいて、それが新郎新婦へのご祝儀になるようだ。
で、ワシも踊り好きのレザというおっさんに誘われて踊る。
ワシは音感が無く、ダンスは下手くそもいいところなんだけど、イラン・トルコ式の音楽はなぜだかのりやすく、レザと踊っていたら意外とイケる。
ワシにもご祝儀の札が撒かれる!
レザはワシをエラく気に入ってくれたようで、「家に来い!」、と誘ってくれた。
イスラム教徒だから酒は飲んでない筈なんだけど、よくここまでハイテンションでいられるな、と思っていたら、酒飲んでた!
ベシャッドやムーサは飲まないのだけど、アルシュとか他の若者はウイスキーを飲んでかなりの酩酊状態。なるほど、だからタクシーで来たのね。
そうそう、向かいが女性の席なんだけど、1人凄い美人というかワシのタイプの女性がいた。
残念ながら、左薬指に指輪をしているから既婚者だった…。
街でも、女性は皆ほっかむりをしてるんだけど、顔は隠してないし、コートで身を包んでいるけど、身体のラインも見れるくらいピッタリしたコートだから逆にセクシーなんだな。
目鼻立ちがくっきりとした顔立ちだから、ハッとさせる美女も何人かはいた。
が、しかし、婚外交渉は法律で禁止されており、異教徒の男性がイスラム教徒(モスリム)の女性に手を出したら死刑、だそうだ…。
モスリム同士でも婚前交渉は駄目。男はむち打ち100回の刑。女は絞首刑…。手を握るのも、駄目。
イスラム教国では女性が虐げられている、と欧米では報じられてそう信じている人が多い。
確かに墓石に肖像が刻まれなかったり、席が別々だったり、家事は任せられていたり、と男性優遇と受け取られる面もある。
でも、規則の範囲内で女性も楽しんでいるみたいだ。
婚前交渉が駄目なのは女性も男性も平等だから、まぁ、仕方が無い。
どちらの方が良いのか分からんけど。
結婚式は楽しかったけど、そんなのとを考えさせられる一日だった。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
イラン、やはり人が優しい。経済も封鎖を受けている割には発展しているし。でも、やはりイスラム教国だから、ワシにとっては異質な部分もあって、それが新鮮。
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昨日は夜遅かったから、朝起きたのは9時過ぎ。
朝飯を皆で食べて、タブリーズの街見物へ。
短パンで出かけようとしたら、「駄目駄目、イランでは短パンで外出はよくない」、と。
先ずは古い砦(?)跡へ。
残念ながら説明がファルシでしかなく、ベシャッドもアルシュも英語があまり出来ないから、いつ頃に建てられたのか分からず。
次は博物館の庭へ。
何故だか羊の石像が沢山。
13世紀から17世紀だとあるから、イル汗国からティムール帝国、サファビー朝の時代に造られたものだ。
図書館、なのかな?モスクでは無いらしい。
トルコとはやはり違った建築様式だ。
そうそう、ここタブリーズは東アゼルバイジャン州。アゼルバイジャンっていう国がアルメニアの東カスピ海の西にあるけど、この東アゼルバイジャン州の住人の多くはトルコ系アゼリー人なのだ。
だから、ベシャッドたちもトルコ語が第一言語でファルシ(ペルシャ語)は学校で学んだとのこと。
イランではサッカーが盛んで、ここタブリーズでは「トラクトール」が地元のチーム。トラクターってところが面白い。
街を歩いてて思ったのだけど、イランは1979年のイスラム革命の後に欧米諸国と対立し、更に9年にも及ぶイラン・イラク戦争を経て、最近では核兵器開発の疑いで経済制裁など受けているのだけど、かなり発展している。
かなり力のある国だ。
もし、上記のことが無かったらどれだけ発展したことだろう。
イランの正式の国名は「イラン・イスラム共和国」なのだ。国家最高指導者は大統領ではなく、イスラム教の最高指導者であるアリー・ハーメネイー師。
バザールに行ったけど、色んな商品が所狭しと並んでいる。
タブリーズは靴の生産で有名で、靴屋が多い。
車で家まで戻る。確かにイラン人の運転の仕方はメチャクチャだ。でも、インド程ではないかな。
アルシュの家で一休み。アルシュの弟と近所のガキたち。
昼飯は近くのサンドイッチ屋で。
ついに「ザムザムコーラ」を飲む時がきた!
イスラム革命以前はコカコーラの工場があったのだけど、アメリカ合衆国と対立し、アメリカ資本はイラン国内から引き上げた。
なのでコカコーラの工場を摂取してイランのオリジナル・コーラである「ザムザムコーラ」が造られているのだ。
味は?まぁ、コカコーラと変わらない。
キョフテ(ハンバーグ)が入ったサンドイッチ。勿論ハラル(イスラム教の戒律に沿って作られたということ)。
昼飯後はベシャッドのお父さんに会いに、とベシャッドのお母さんとアルシュのご両親も一緒に車で。
丘に登っていくと、凄い渋滞。
言葉が通じないけど、アルシュのお父さんは既に亡くなっている、となんとなく理解していたから、お墓参りなのかな、と思っていたらやはりそうだった。
イランでは暦がヒジュラ暦だから木金が休み。
今日は木曜日だから人出が多いのかな、と思っていたら、今日はイランのお盆みたいな日なのだそう。
お墓は各家庭に一つではなく、故人独りが入る。
墓石に故人の肖像が彫られていて、そこがイラン式。流石に写真は、ね。
やはり、ここは欧米の批判を受ける理由の一つなんだろうけど、女性の墓石には肖像が刻まれていない。スタンダードの女性の絵(顔の部分は白で隠されている)から女性のお墓だと分かるんだけど。
家に戻り、ベシャッドは仕事へ。ワシはアルシュの家で一休み。
で、夕方から大雨。アララ。
と、思っていたら、「結婚式に行くぞ!」、と。
ここからは英語が堪能なモルサルが同伴だから通訳してくれてる。
タクシーに乗って式場に着くと、やはりワシは皆の注目の的。
入口から左が男性の席で右が女性の席。
「腹減っているか?」、と先ずは厨房に通されて、ケバブ・ライスを。
会場の写真を撮ったら、「駄目駄目!」と係りに止められた。
どうやら女性を写してはいけないみたいだ。
残念。
飯を食べ終わり、会場へ。
ライブ・ミュージックに参加者がお祝いのダンスを披露(独りで踊ったり、数人で踊ったり)。
これが、延々と続く。
でも、観ていて面白い。
巧い人も下手な人も、皆踊る。
周りの人たちが踊っている人にお札をまいて、それが新郎新婦へのご祝儀になるようだ。
で、ワシも踊り好きのレザというおっさんに誘われて踊る。
ワシは音感が無く、ダンスは下手くそもいいところなんだけど、イラン・トルコ式の音楽はなぜだかのりやすく、レザと踊っていたら意外とイケる。
ワシにもご祝儀の札が撒かれる!
レザはワシをエラく気に入ってくれたようで、「家に来い!」、と誘ってくれた。
イスラム教徒だから酒は飲んでない筈なんだけど、よくここまでハイテンションでいられるな、と思っていたら、酒飲んでた!
ベシャッドやムーサは飲まないのだけど、アルシュとか他の若者はウイスキーを飲んでかなりの酩酊状態。なるほど、だからタクシーで来たのね。
そうそう、向かいが女性の席なんだけど、1人凄い美人というかワシのタイプの女性がいた。
残念ながら、左薬指に指輪をしているから既婚者だった…。
街でも、女性は皆ほっかむりをしてるんだけど、顔は隠してないし、コートで身を包んでいるけど、身体のラインも見れるくらいピッタリしたコートだから逆にセクシーなんだな。
目鼻立ちがくっきりとした顔立ちだから、ハッとさせる美女も何人かはいた。
が、しかし、婚外交渉は法律で禁止されており、異教徒の男性がイスラム教徒(モスリム)の女性に手を出したら死刑、だそうだ…。
モスリム同士でも婚前交渉は駄目。男はむち打ち100回の刑。女は絞首刑…。手を握るのも、駄目。
イスラム教国では女性が虐げられている、と欧米では報じられてそう信じている人が多い。
確かに墓石に肖像が刻まれなかったり、席が別々だったり、家事は任せられていたり、と男性優遇と受け取られる面もある。
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Day 994: 2013年5月15日
Yerevan, Armenia to Tabriz, Iran (La casa de Behzad)
92,644km to 93,303km = 659km
今日は快晴。出発を一日延ばした甲斐があった。
アニータに別れを告げて、出発!
彼女とはまたいつか何処かで再会したいものだ。
昨日買ったGPSをホルダーに装着。
今までGPSをタンクバッグに入れていたから、見難かったのだけどこれで街中も視線を下に落とすことなく運転できる。
が、しかし、このGPSも防水ではないから雨が降ったらタンクバッグに入れないと。
エレバンの街を南下する。するとアララト山が綺麗に見える。
今日はイランのタブリーズまで行くつもりだから、先は長いのだけど、こんなに綺麗に見えるならコール・ヴィラプ(Khor Virap)へちょっと寄り道してみよう。
アルメニア最終日にアララト山がワシの門出を祝ってくれたようだ。
ヒツジも満足。
くまも。
これで心置きなくアルメニアを後にできる。
うーん、やっぱり一つの事が心残りだな。敏い読者さんなら何だか分かる!?
道は国道M2号。アルメニアの幹線道路なんだけど、結構ガタガタで穴だらけ。
山間のクネクネもあるから、距離は思ったほどに稼げない。
標高は2,545mまで上がった。流石に肌寒い。
ゴリスという街に着いたのはもう12時過ぎ。
ここから南下すればイランの国境(200キロ先)。東に40キロ程行くとナゴルノ・カラバフだ。ナゴルノ・カラバフはソビエト解体時にアゼルバイジャンから独立戦争を起こし(アルメニア系の住民が大多数で、ソビエト連邦成立時からアゼルバイジャンにではなくアルメニアに属することを希望していた)、アルメニアの支援で事実上独立している状態。
まぁ、国際的にはアルメニアしかナゴルノ・カラバフの独立を承認していないのだけれど。
ここまで来たらナゴルノ・カラバフに入国してみよう、と事でまた寄り道。
しばらく走ると「Welcome to Karabakh」というサインが出てきた。
そこからしばらく走り橋を越えると国境。アルメニアとカラバフの国旗が仲良くはためいている。
国際的にはアゼルバイジャン領なんだけどね。
よし、カラバフで飯でも食ってからイランの国境へ向かうか、と思ったけど、ちゃんとパスポートコントロールがあり、「ビザが無いと駄目だよ。カラバフに入ったら外務省に行きなさい」、となんだか面倒臭いことに。
「いや、そこの店で飯でも食べてアルメニアに戻るつもりなんだけど」、と説明したけど、英語はあまり通じず…。
なのでカラバフへの入国は諦めた…。領土には入ったのだけどね。
ゴリスまで戻り(これで1時間経ってしまった)、再び国道M2号を直走る。
昼飯を食いたいのだけど、アルメニアにはソ連時代の名残か、メシ屋があまりない。
たまーにレストランがあるんだけど、飯が出てくるのに時間がかかりそうだから、走りっぱなしになってしまった。
山間を走るからワインディングが楽しい。
これで路面状態が良かったらなぁ。
地図で見ると国境近くの街メルヒリは大きな街で飯屋に期待したのだけど、小さな集落で飯屋は鶏の丸焼き屋が一軒。しかも鶏は丸焼き中で食べれない…。
仕方が無いからアイスクリームを買って多少のカロリー補給。
ここからは国境まで直ぐ。
が、しかし、にわか雨が降って来て濡れてしまった。あーあ、エスペランサもこの間洗車したのに…。
国境には午後4時過ぎに到着。
アルメニア側では何故かロシアの兵士がいて色々チェックする。
ようやくパスポートに出国スタンプが押された、と思ったら、今度は荷物検査。まぁ、簡単に済んだのだけれど、出国手続きに30分以上がかった。
イラン側では入国審査はビザがあるから至って簡単。ただ指紋をとられるのだけど。
が、しかし、イランはバイクの持ち込みに「カルネ」が必要で、係りがあまりカルネの扱いに慣れていないのかかなりの時間がかかった。
入国審査、バイクの一時輸入、両替、そして荷物検査が済んでからの最終チェックが済んだのはもう午後7時過ぎ(イランはアルメニアより30分進んでいる)。2時間以上も出入国手続きに費やしたことになる。まぁ、中米に比べれば早いものだけど。
さて、イランに入国!64ヶ国目!
最初の50キロくらいは川沿いを西に走る。対岸はアルメニア領だ。
バックミラーにアルメニアの山々が映り、ワシの心を反映しているかのよう。
イランの風景も中々のものだけど、日が暮れてきたから写真を撮っている場合ではなく先を急ぐ。
タブリーズまでは180キロくらい。
途中の街で給油。11リットルで106,000リアル。よくわからんけど、1米ドルが34,700リアルで両替したから1リットル27セント(27円)ってことになる。話には聞いていたけど安い!
イランの舗装状態はなかなか良く気持ちよく飛ばせる。
8時半ごろについに日が暮れてしまった。
タブリーズまではあと100キロ。
あまり夜間走行はしたくないのだけれど、路面状態もいいし、タブリーズまでそのまま走り続ける。
何故なら我が友人ケイヴァンがタブリーズにいる彼の友人ベシャッドに連絡してくれて彼がワシの到着を待っているからだ。
午後10時前にタブリーズに到着。結構な大都市だ。
公衆電話を見つけてベシャッドに電話しようと思ったけど、テレフォンカードが無いと使えない(コインは使えないのだ。というかコインが存在するのか?)。
これは困ったなぁ。通りかかりの人に「電話をかけたいのですが、カードは何処で買えますか?」、と訊いたら、「カード?これを使ってイイよ」、と彼のテレフォンカードを貸してくれました。
早速ベシャッドに電話をかけてワシが何処にいるか説明。直ぐに来てくれると。
そのうちに、色んな通行人が集まって来て、色々手助けをしてくれる。
とくにレザは英語が堪能で、ベシャッドが来るまでここで待っててくれる、と。もし来なかったら彼の家に泊まっていいと。
イラン!なんていい人たちなんだろう。話には聞いていたけど、素晴らしい。
ベシャッドが車でやってきたので、レザやその他の人たちにお礼を告げてベシャッドの家まで。
もう11時だというのに、近所の友達まで集まって、皆で夜食。昼飯もアイスクリームだけだったから、ありがたい。
夜中の1時過ぎまで皆でワイワイと過ごしたのだった。
イラン、初日だけど、いきなり好印象。これから楽しみだ!
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今日は疲れました。アルメニアも良かったですが、イランはまた別世界だけど良さそうです!
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92,644km to 93,303km = 659km
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アニータに別れを告げて、出発!
彼女とはまたいつか何処かで再会したいものだ。
昨日買ったGPSをホルダーに装着。
今までGPSをタンクバッグに入れていたから、見難かったのだけどこれで街中も視線を下に落とすことなく運転できる。
が、しかし、このGPSも防水ではないから雨が降ったらタンクバッグに入れないと。
エレバンの街を南下する。するとアララト山が綺麗に見える。
今日はイランのタブリーズまで行くつもりだから、先は長いのだけど、こんなに綺麗に見えるならコール・ヴィラプ(Khor Virap)へちょっと寄り道してみよう。
アルメニア最終日にアララト山がワシの門出を祝ってくれたようだ。
ヒツジも満足。
くまも。
これで心置きなくアルメニアを後にできる。
うーん、やっぱり一つの事が心残りだな。敏い読者さんなら何だか分かる!?
道は国道M2号。アルメニアの幹線道路なんだけど、結構ガタガタで穴だらけ。
山間のクネクネもあるから、距離は思ったほどに稼げない。
標高は2,545mまで上がった。流石に肌寒い。
ゴリスという街に着いたのはもう12時過ぎ。
ここから南下すればイランの国境(200キロ先)。東に40キロ程行くとナゴルノ・カラバフだ。ナゴルノ・カラバフはソビエト解体時にアゼルバイジャンから独立戦争を起こし(アルメニア系の住民が大多数で、ソビエト連邦成立時からアゼルバイジャンにではなくアルメニアに属することを希望していた)、アルメニアの支援で事実上独立している状態。
まぁ、国際的にはアルメニアしかナゴルノ・カラバフの独立を承認していないのだけれど。
ここまで来たらナゴルノ・カラバフに入国してみよう、と事でまた寄り道。
しばらく走ると「Welcome to Karabakh」というサインが出てきた。
そこからしばらく走り橋を越えると国境。アルメニアとカラバフの国旗が仲良くはためいている。
国際的にはアゼルバイジャン領なんだけどね。
よし、カラバフで飯でも食ってからイランの国境へ向かうか、と思ったけど、ちゃんとパスポートコントロールがあり、「ビザが無いと駄目だよ。カラバフに入ったら外務省に行きなさい」、となんだか面倒臭いことに。
「いや、そこの店で飯でも食べてアルメニアに戻るつもりなんだけど」、と説明したけど、英語はあまり通じず…。
なのでカラバフへの入国は諦めた…。領土には入ったのだけどね。
ゴリスまで戻り(これで1時間経ってしまった)、再び国道M2号を直走る。
昼飯を食いたいのだけど、アルメニアにはソ連時代の名残か、メシ屋があまりない。
たまーにレストランがあるんだけど、飯が出てくるのに時間がかかりそうだから、走りっぱなしになってしまった。
山間を走るからワインディングが楽しい。
これで路面状態が良かったらなぁ。
地図で見ると国境近くの街メルヒリは大きな街で飯屋に期待したのだけど、小さな集落で飯屋は鶏の丸焼き屋が一軒。しかも鶏は丸焼き中で食べれない…。
仕方が無いからアイスクリームを買って多少のカロリー補給。
ここからは国境まで直ぐ。
が、しかし、にわか雨が降って来て濡れてしまった。あーあ、エスペランサもこの間洗車したのに…。
国境には午後4時過ぎに到着。
アルメニア側では何故かロシアの兵士がいて色々チェックする。
ようやくパスポートに出国スタンプが押された、と思ったら、今度は荷物検査。まぁ、簡単に済んだのだけれど、出国手続きに30分以上がかった。
イラン側では入国審査はビザがあるから至って簡単。ただ指紋をとられるのだけど。
が、しかし、イランはバイクの持ち込みに「カルネ」が必要で、係りがあまりカルネの扱いに慣れていないのかかなりの時間がかかった。
入国審査、バイクの一時輸入、両替、そして荷物検査が済んでからの最終チェックが済んだのはもう午後7時過ぎ(イランはアルメニアより30分進んでいる)。2時間以上も出入国手続きに費やしたことになる。まぁ、中米に比べれば早いものだけど。
さて、イランに入国!64ヶ国目!
最初の50キロくらいは川沿いを西に走る。対岸はアルメニア領だ。
バックミラーにアルメニアの山々が映り、ワシの心を反映しているかのよう。
イランの風景も中々のものだけど、日が暮れてきたから写真を撮っている場合ではなく先を急ぐ。
タブリーズまでは180キロくらい。
途中の街で給油。11リットルで106,000リアル。よくわからんけど、1米ドルが34,700リアルで両替したから1リットル27セント(27円)ってことになる。話には聞いていたけど安い!
イランの舗装状態はなかなか良く気持ちよく飛ばせる。
8時半ごろについに日が暮れてしまった。
タブリーズまではあと100キロ。
あまり夜間走行はしたくないのだけれど、路面状態もいいし、タブリーズまでそのまま走り続ける。
何故なら我が友人ケイヴァンがタブリーズにいる彼の友人ベシャッドに連絡してくれて彼がワシの到着を待っているからだ。
午後10時前にタブリーズに到着。結構な大都市だ。
公衆電話を見つけてベシャッドに電話しようと思ったけど、テレフォンカードが無いと使えない(コインは使えないのだ。というかコインが存在するのか?)。
これは困ったなぁ。通りかかりの人に「電話をかけたいのですが、カードは何処で買えますか?」、と訊いたら、「カード?これを使ってイイよ」、と彼のテレフォンカードを貸してくれました。
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イラン!なんていい人たちなんだろう。話には聞いていたけど、素晴らしい。
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もう11時だというのに、近所の友達まで集まって、皆で夜食。昼飯もアイスクリームだけだったから、ありがたい。
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Day 993: 2013年5月14日
Yerevan, Armenia (Grammy Hostel)
92,644km
雨。
あぁ、これはもう一泊だな。
雨の中走っても楽しくないし。
レセプションのアリックが、「だったら今日大学の仲間と出かけないか?」、と誘ってくれた。ありがたい。
朝飯を食べているとイスラエル人カップルのヨータムとタアリアと仲良くなり、しばらく歓談。
イスラエルにはキブツ(Kibbutz)と呼ばれるコミューンがあって、基本財産の私有はなく、共同体構成員全体が財産を共有している。構成員がそれぞれの労働力や能力を出し合いコミューンを運営して行く。
話を聴いていると、かなり面白そうなコミューンだ。起源はイスラエル建国以前に遡り、現在では270を越えるキブツが存在し、キブツの規模は100人〜1000人単位。約10万人がキブツに属しているとのこと。
タアリアは4ヶ月間キブツで働いていたそうで、そこでの生活や考えはかなり面白いそうだ。
うーん、イスラエルには行くつもりは無かったけど、行ってみたくなった。
でも、今回は時間的にもゆとりが無いし、シリアが紛争中で陸路でイスラエルに行けないし、また、イスラエルに入国するとイランに入国出来なくなるなどの制約があるから、次回だな。
そうこうしているうちに11時半。雨は止んだから、アリックの大学に行ってみた。
残念ながら構内にはセキュリティが通してくれなかったけど、アリックの友達たちと街歩き。
シャワルマを食べたり、カスカダに行ったり。
何故か日本のクレーン車が会ったり。
静岡県の富士電設(株)の皆さん、クレーン車はアルメニアで活躍してますよ!
エレバン自体は小さな街だし、見所は殆ど行ったから新鮮さは無いのだけど、アリックも友達たちも、彼らの街エレバンをワシに観てもらいたい、というもてなしの心で案内してくれた。
やはり、もてなしの心は大事だよな。
彼らはクラスがあるから3時ごろに別れてワシは宿へ。
すると、昨日のニュースが再放送していて、再びワシはテレビに!
GPSにデータを追加したり、午後はそこそこ忙しい。
夕方アニータが出勤してきたので、歓談。
この間お別れをしたから、ちょっと恥ずかしい。
天気予報では、明日は晴れ。
さて、イランに入国出来るか!?
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
結局エレバンに10日いることになりました。特に何にも無い街なんですが、何故か居心地が良い。地元の人、また旅人と知り合えて充実した日々を過ごせました。
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Yerevan, Armenia (Grammy Hostel)
92,644km
雨。
あぁ、これはもう一泊だな。
雨の中走っても楽しくないし。
レセプションのアリックが、「だったら今日大学の仲間と出かけないか?」、と誘ってくれた。ありがたい。
朝飯を食べているとイスラエル人カップルのヨータムとタアリアと仲良くなり、しばらく歓談。
イスラエルにはキブツ(Kibbutz)と呼ばれるコミューンがあって、基本財産の私有はなく、共同体構成員全体が財産を共有している。構成員がそれぞれの労働力や能力を出し合いコミューンを運営して行く。
話を聴いていると、かなり面白そうなコミューンだ。起源はイスラエル建国以前に遡り、現在では270を越えるキブツが存在し、キブツの規模は100人〜1000人単位。約10万人がキブツに属しているとのこと。
タアリアは4ヶ月間キブツで働いていたそうで、そこでの生活や考えはかなり面白いそうだ。
うーん、イスラエルには行くつもりは無かったけど、行ってみたくなった。
でも、今回は時間的にもゆとりが無いし、シリアが紛争中で陸路でイスラエルに行けないし、また、イスラエルに入国するとイランに入国出来なくなるなどの制約があるから、次回だな。
そうこうしているうちに11時半。雨は止んだから、アリックの大学に行ってみた。
残念ながら構内にはセキュリティが通してくれなかったけど、アリックの友達たちと街歩き。
シャワルマを食べたり、カスカダに行ったり。
何故か日本のクレーン車が会ったり。
静岡県の富士電設(株)の皆さん、クレーン車はアルメニアで活躍してますよ!
エレバン自体は小さな街だし、見所は殆ど行ったから新鮮さは無いのだけど、アリックも友達たちも、彼らの街エレバンをワシに観てもらいたい、というもてなしの心で案内してくれた。
やはり、もてなしの心は大事だよな。
彼らはクラスがあるから3時ごろに別れてワシは宿へ。
すると、昨日のニュースが再放送していて、再びワシはテレビに!
GPSにデータを追加したり、午後はそこそこ忙しい。
夕方アニータが出勤してきたので、歓談。
この間お別れをしたから、ちょっと恥ずかしい。
天気予報では、明日は晴れ。
さて、イランに入国出来るか!?
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結局エレバンに10日いることになりました。特に何にも無い街なんですが、何故か居心地が良い。地元の人、また旅人と知り合えて充実した日々を過ごせました。
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Day 992: 2013年5月13日
Yerevan, Armenia (Grammy Hostel)
92,644km
今日は父の誕生日。おめでとう。
☆★☆★☆★☆★☆★☆★☆★
はい、どうも!イランからこんにちは!!!
の、ハズが、なんと!
昨日の夜にGPSが壊れた!!!
中東から中央アジア、そしてシベリアとモンゴルの地図をPCからGPSにアップして、バイカーフレンドリーな宿やガソリンスタンドの場所をアップしたらGPSかクラッシュしたのだ…。
PCにつなげても、直ぐにオフになってしまって何も出来ない。
最近調子が悪かったから、何回か買い換えようか、と悩んでいたところなのだ。
これは新しいのを買わないと。
幸いネットで検索をすると、エレバンにはGarmin(ガーミン)GPSの店が一軒ある。
と、いう訳で朝飯を食べたら早速行って見た。
今日は晴れ。
出発には最高の日和だけど、GPSを買ってから色々セットする必要もあり、延泊決定。
店は街の反対側にあって、歩いて40分。
一番安いのがGarmin Nüvi 40の地図データ無しが65,000ドラム(16,000円)。
痛い出費だけどGPSが無いと辛いからねぇ。
マイクロSDカードに地図を入れてあるから、試してみるとちゃんと働く。
よし、「これください。」
「え、ニコニコ現金払いなの?」
と、いうことで、ATMを探しに。
まぁ、そんなこんなで、新しいGPSを購入!
帰りにシャワルマ(ケバブ)を食べて宿に戻ったのは12時半過ぎ。あー、疲れた。
昨晩ダウンロードしたWay Point(ガソリンスタンドとか宿とかの場所のファイル)をGPSにアップしてから壊れたから、今回は手作業で入力。
これが結構時間がかかる。
この先の道程全てを入力するには時間がかかるから、差し当たりイランからタジキスタンくらいまでを入力。
流石に昨晩も色々やっていて寝不足に細かい作業の疲労から、眠気が。だから昼寝。
起きたらもう夕方。
ジュリアンとリリーが戻って来たので歓談。エスペランサにGPSホルダーを取り付けたり(車のフロントガラス用だから、強力両面テープとタイラップで固定!)。
夕飯はまたハムの卵とじ丼。
ジュリアンとリリーは10時半に空港へ。フランスに戻るのだ。数日だったけど、楽しかったよ。また、会おう!
そして11時からのニュースで先日撮影された宿の様子が放映された!
先ずはアヌッシュのインタビューから。
そしてオルガが登場!
で、ワシの出番!
ワシのテレビ映りはどうですか?
さて、GPSも買ったし、テレビ出演も果たしたし、イランに向かうぞ!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
旅は本当に何が起こるか分かりませんね。まぁ、一日出発が遅れたことには何かの意味があるのでしょう。
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の、ハズが、なんと!
昨日の夜にGPSが壊れた!!!
中東から中央アジア、そしてシベリアとモンゴルの地図をPCからGPSにアップして、バイカーフレンドリーな宿やガソリンスタンドの場所をアップしたらGPSかクラッシュしたのだ…。
PCにつなげても、直ぐにオフになってしまって何も出来ない。
最近調子が悪かったから、何回か買い換えようか、と悩んでいたところなのだ。
これは新しいのを買わないと。
幸いネットで検索をすると、エレバンにはGarmin(ガーミン)GPSの店が一軒ある。
と、いう訳で朝飯を食べたら早速行って見た。
今日は晴れ。
出発には最高の日和だけど、GPSを買ってから色々セットする必要もあり、延泊決定。
店は街の反対側にあって、歩いて40分。
一番安いのがGarmin Nüvi 40の地図データ無しが65,000ドラム(16,000円)。
痛い出費だけどGPSが無いと辛いからねぇ。
マイクロSDカードに地図を入れてあるから、試してみるとちゃんと働く。
よし、「これください。」
「え、ニコニコ現金払いなの?」
と、いうことで、ATMを探しに。
まぁ、そんなこんなで、新しいGPSを購入!
帰りにシャワルマ(ケバブ)を食べて宿に戻ったのは12時半過ぎ。あー、疲れた。
昨晩ダウンロードしたWay Point(ガソリンスタンドとか宿とかの場所のファイル)をGPSにアップしてから壊れたから、今回は手作業で入力。
これが結構時間がかかる。
この先の道程全てを入力するには時間がかかるから、差し当たりイランからタジキスタンくらいまでを入力。
流石に昨晩も色々やっていて寝不足に細かい作業の疲労から、眠気が。だから昼寝。
起きたらもう夕方。
ジュリアンとリリーが戻って来たので歓談。エスペランサにGPSホルダーを取り付けたり(車のフロントガラス用だから、強力両面テープとタイラップで固定!)。
夕飯はまたハムの卵とじ丼。
ジュリアンとリリーは10時半に空港へ。フランスに戻るのだ。数日だったけど、楽しかったよ。また、会おう!
そして11時からのニュースで先日撮影された宿の様子が放映された!
先ずはアヌッシュのインタビューから。
そしてオルガが登場!
で、ワシの出番!
ワシのテレビ映りはどうですか?
さて、GPSも買ったし、テレビ出演も果たしたし、イランに向かうぞ!
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Day 991: 2013年5月12日
Yerevan, Armenia (Grammy Hostel)
92,644km
今日は晴れの予報だったのだけれど、朝から晴れ!
雨という予報だったから出発を明日に延ばしたのだけれど…。
まぁ、いいか。
ジュリアンとリリーと蚤の市に。
蚤の市には先日アンドレイとオルガと行ったけど、今日は日曜日だから店の数が多い。
ジュリアンたちは明日の夜のフライトでフランスに帰るからお土産物を。
ワシは相変わらずソ連のバッジを探す。
この間よりも種類が豊富で面白いのがいっぱいあった。
まぁ、あんまり買うと金もかかるから、5個にとどめておいた。
丁度昼飯時だからアルメニア料理屋で昼飯を食べ、
カフェで珈琲を飲んでいたら、嵐の前兆。
急いで宿に戻ると、雹を伴う雷雨!
と、いう事で天気予報は外れたけど、当たったという感じ。
午後はジュリアンたちと歓談したり、
母の日だし、明日は父の誕生日だからスカイプで実家に電話したり。
夕方6時過ぎには、嵐は去り再び良い天気に。
夕飯は昨日の残りのご飯と材料でチャーハン。
ジュリアンたちと歓談していると、アニータが非番なのにワシにお別れを告げに来てくれた。
ワシは本当に恵まれている、と思う。
もう少し一緒に時間を過ごしたかったけど、ワシは進まねばならぬ。
彼女をバス停まで送り、再会を誓って別れたのだあった。
宿に戻ると、オーナー夫妻も丁度家に帰るところで、「年末に戻って来なさい。皆で新年を祝おう!」、と言ってくれた。
良い出会いの後は、いつも辛い別れがある。
でも、またここに帰る場所ができた。
ありがとう。
明日はイランに入国予定。
ネットに制限があるらしく、もしかしたらブログのアップが出来なくなるかも。
でも、イランは良い国だと旅した人は口をそろえていうから、ご心配なく!
楽しむぞぉ!
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
明日は晴れの予報。ちょっと距離は長いですが、タブリーズまで行くつもりです。
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今日は晴れの予報だったのだけれど、朝から晴れ!
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ジュリアンとリリーと蚤の市に。
蚤の市には先日アンドレイとオルガと行ったけど、今日は日曜日だから店の数が多い。
ジュリアンたちは明日の夜のフライトでフランスに帰るからお土産物を。
ワシは相変わらずソ連のバッジを探す。
この間よりも種類が豊富で面白いのがいっぱいあった。
まぁ、あんまり買うと金もかかるから、5個にとどめておいた。
丁度昼飯時だからアルメニア料理屋で昼飯を食べ、
カフェで珈琲を飲んでいたら、嵐の前兆。
急いで宿に戻ると、雹を伴う雷雨!
と、いう事で天気予報は外れたけど、当たったという感じ。
午後はジュリアンたちと歓談したり、
母の日だし、明日は父の誕生日だからスカイプで実家に電話したり。
夕方6時過ぎには、嵐は去り再び良い天気に。
夕飯は昨日の残りのご飯と材料でチャーハン。
ジュリアンたちと歓談していると、アニータが非番なのにワシにお別れを告げに来てくれた。
ワシは本当に恵まれている、と思う。
もう少し一緒に時間を過ごしたかったけど、ワシは進まねばならぬ。
彼女をバス停まで送り、再会を誓って別れたのだあった。
宿に戻ると、オーナー夫妻も丁度家に帰るところで、「年末に戻って来なさい。皆で新年を祝おう!」、と言ってくれた。
良い出会いの後は、いつも辛い別れがある。
でも、またここに帰る場所ができた。
ありがとう。
明日はイランに入国予定。
ネットに制限があるらしく、もしかしたらブログのアップが出来なくなるかも。
でも、イランは良い国だと旅した人は口をそろえていうから、ご心配なく!
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