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三郎とおやすみ羊(ヒツジ)によるバイクで世界一周の旅の記録。基本的にリアルタイムで毎日更新! 2010年から既に三大陸半を走破!今年はヨーロッパから中東、中央アジアを越えて日本までユーラシア大陸横断予定!

   
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Day 985: 2013年5月6日

Yerevan, Armenia (Grammy Hostel)

92,523km

今日は朝からビザ取り。

朝飯は本来は9時からだけど、ワシは8時過ぎには出るからアニータが特別に朝飯を用意してくれた。ありがとう!

イラン大使館までは3.5キロの道程。

丘の上にあるら、結構シンドイ。

途中モニュメントがある。何かの記念碑かな?



面白い建築のマンションがあり、



その先にイラン大使館!9時丁度に到着。



9時15分からの開館だから、しばらく外で待つ。イラン人の兄ちゃんとトルクメニスタン人のおっさんと歓談。

開館し、ワシの番を待つ。スタッフは至って親切でニコやか。

イラン外務省から来た承認番号を渡すと、「このフォームを記入し指定の銀行に振込をして、レシートを提出すればOK。即日発行は60ユーロで1週間発行は45ユーロ。あとは旅行保険のコピーが必要ね」、と。

しまった、保険証は宿に置いて来てしまった!

時刻は9時45分。大使館は1時までだから、宿に戻って銀行に行って、また大使館に戻ることは可能だ。

来た道を引き返して宿に。



まだアニータがいて、「え、もう戻ってきたの、速い!ロケットね貴方!」なんて驚かれ、銀行の場所を教えてもらった。ここから2.2キロ程。

街中を歩き、銀行へ。エレバンはモダンな都会。



銀行は広場近くにあり、結構わかりやすい。



支払いを済ませて、今度は乗り合いバス76番に乗って大使館近くまで。

無事に申請出来て、即日発行を頼んだから、待合室で待機。

ものの10分でビザが貼られてパスポートが手元に!

これで、イランに行ける!

本当に大使館のスタッフの対応は良かった。これはイランという国に益々期待が高まる。

タジキスタンでも対応は良かったけど、他の大使館も見習って欲しいものだ。

丁度昼飯時だから、メシ屋で大籠包を。



グルジアにもあったけどこれは何処が発祥の食べ物なんだろう?味は中華とほぼ変わらない。

再び歩いて宿まで。今度は違う道で。

モニュメントの下は階段になっていて、かなりの段数。

下に降りると広場があって、銅像やらが。あ、これコロンビアの彫刻家のじゃないか。メデジンにも同じのがあったな。



宿に戻り、洗濯を頼んで(無料で洗濯機で洗ってくれる!)、昼寝。流石に疲れたよ。

起きたら雨が降っていた。

夕方キッチンでコウスケ君と歓談していると、ロシア人が酒盛りを始めた。ワシらも参加。

アレックスもツーリングから帰ってきた。「雨で濡れたよ…」。

つまみはロースト・ポークと、



ザリガニ!



美味い!

コウスケ君は夜行列車でグルジアに行くからここでお別れ。

さて、今日は早目に寝よう。イラン・ビザも取れたから、日程が立てられる。明日は一日ゆっくり考えよう。

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Day 984: 2013年5月5日

Tbilisi, Georgia to Yerevan, Armenia (Grammy Hostel)

92,244km to 92,523km = 279km

今日は日曜日。昨晩街は人でごった返していたけど、今朝は静か。

ケイスケさんと朝飯を食いに外に出たけど、パン屋もやっていない…。

営業していたのは昨晩から営業しっぱなしのシャワルマ(ケバブ)屋だけ。

朝からこのボリューム!これはモタれる。5ラリと安い。グルジアのシャワルマは豚肉を使っているみたいだ。



どちらかというとトルコの安いケバブよりもこちらの方が美味い。

ケイスケさんは今晩の飛行機で日本に帰るから、時間を無駄にしないように、朝から市内観光!

楽しんで!

ワシは準備を済まし、9時半前には出発。

サダクロの国境を目指す。国境までは60キロくらい。

11時前にグルジア側を出国。

アルメニア側でビザを購入(3,000ドラム = 720円)していると、アルメニア側からオーストラリアナンバーのバイクがやって来た!



彼はバイクはニュージーランド人ライダー。イランを越えて来たとのことで、少し歓談。彼はこれからイギリスに向かって走るとのこと。

アルメニアに入国!63ヶ国目!



そのまま走って行こうとすると、ゲートで「バイクの入管手続きをしろ」、と。あ、そりゃ、そうだ。

入管オフィスに行くと、「バイクはいいよ。」、と。

「あ、そうなの。でもゲートで入管手続きをしろ、と言われたんだけど」、というと、

「バイクはいらないとゲートのスタッフに言えばいいよ」、と。

外に出たら、もう一台のBMWがやって来た!ロシアのアレックス。

「え、何、入管手続きは要らない?どれどれ」、とロシア語でスタッフと話し出した。

アルメニアはソビエト連邦の一員だったからロシア語が通じるのだ。

結局入管手続きは無しで、ゲートを越えて保険に加入。

ここで結構待たされる。

私等より前にロシアの夫妻が車の保険加入手続きをしてたんだけど、ワシが日本人だと知ると、「俺の車は日本から来たんだよ!」、と。



確かに右ハンドルで日本語のステッカーが貼ってある!



最近までロシアでは日本の中古車を買ってウラジオストクまで送り、そこからロシア国中の市場まで走る、というビジネスが流行っていたのだ。

最近は関税が上がって、このビジネスはほぼ無くなったらしいけど。

奥さんが「私たちはアムールに住んでるから、訪ねて来なさい」、と言ってくれて、取り敢えずワシのメールアドレスを渡した。

1時間くらい待って、ようやく保険が出来た!

アレックスは先に行ってしまったけど…。

さて、アルメニアを走るぞ。

アルメニアの道は穴だらけ。アルバニアよりはましだけど。

風景はなかなか。



ワインディングを駆け抜けて行く。

GPSやGoogle Mapで見ると、道はアゼルバイジャン領に入っているんだけど、どうなんだろう?

アルメニアとアゼルバイジャンは仲が悪いから。

アルメニアも独自の文字があって、店ではアルメニア文字とキリル文字の併記が多い。だから読めない!

という街で進む方向を確認してると、アレックスが後ろからやって来た。あれ、先に行ったんじゃなかったっけ?

「腹減った!メシでも食おう!」、とアレックス。そうね、ワシも腹減った。

ケバブとアルメニアのヨーグルトスープを。

ブルガリアとトルコで冷たいヨーグルトスープは飲んだけど、これは温かいのだ。



うーん、なんだか変な感じ。

アレックスもエレバンに行くから一緒に走ることに。

セバン湖周辺を走っていると、小屋が幾つかあって、その前で兄ちゃんが変なポーズで呼び込みをしている。

停まってみると、



ザリガニを売っていた!



アレックス曰くここセバン湖では名物だそうだ。

ザリガニ売りの兄ちゃんも外人ライダー2人がザリガニを見てはしゃいでいるのが面白がっていた。



買って行っても宿で料理出来るかわからんから、残念だけど買わずに進む。

セバンから首都エレバンまでは60キロくらい。

目的の宿「Grammy Hostel」に到着。

チェックインを済まして、隣の病院の敷地内にバイクを停めさせてもらおうとしたら(普段は停めさせてくれるのだ)、セキュリティのおっさんが、「ルールが変わってね、ダメなんだ」、と。

なので宿の前の路上に停めることに。もう一人のセキュリティのおっさんが、「大丈夫、俺が夜通し見張ってるから」、と。

だから大丈夫そうだ、な。

アレックスは「アララト山を見に行く」、とシャワーを浴びたら出かけて行った。

ワシはトビリシでネットにつながれなかったから、ネットを。

レセプションの前でネットしながら、レセプションのお姉さんとお話し。

「名前は何でいうの?」、と訊いたら「アナイット」。

聴き取れなくて、「え、もう一度」、と訊いたら「アニーでもアニータでもイイわよ」、と。

「アニータ!スペイン人みたいだ」、とスペイン語で言ったら、「スペイン語話せるの?」、とスペイン語で会話。彼女は大学で英語とスペイン語を学んでいるのだ。

そんなこんなで仲良くなり、宿のオーナーに夕飯にサンドイッチまでもらうワシ。

アレックスが帰って来た。なんとザリガニを大量に買って。



「茹でて食うぞ!」と張り切るアレックス。



宿のオーナーにハーブやら胡椒などをいれてもらい、

アルメニア風茹でザリガニの出来上がり!



味はカニに近いかな。美味い!

もう一人の日本人コウスケ君とアルゼンチン人のベンハミンも参加してザリガニを食べ散らかすワシら。

そんなこんなで夜中までワイワイと。

エレバン、楽しいぞ!

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アルメニアも中々良さそうな国です。どれだけ滞在するかはイラン・ビザ次第。明日の朝、大使館に赴き確認して見ます。

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Day 983: 2013年5月4日

Tbilisi, Georgia (Old Town Hostel)

92,244km

今日は移動が無いから朝はゆっくりと。8時半に起床。とは言っても1時間進んでいるからトルコ時間では7時半なんだよね。

朝飯をケイスケさんと外に買いにいき、宿のスタッフや他の旅人と話す。

ケイスケさんは車一台を雇って東の方に観光へ。どうも山間の修道院がイイらしい。ワシも誘われたけど、今日はゆっくり過ごすのだ。

スタッフのニノが11時半に仕事が終わるから蚤の市まで案内してくれる、とのことだからそれまでは宿のラウンジでノンビリと。

それにしても何故だかワシのiPodとタブレットがネットにつながらない。

宿のPCを使ってネットを少々。

アメリカ人のマイクも同行することになり、3人で蚤の市へ。

市場ではアンティークやバッジ、ガラクタなどが売られている。



マイクは古い刀を買いたいらしい。



ワシはソビエト時代のバッジを購入!



ここでニノと別れて、マイクとワシは宿まで。

ちょっと休憩し、ワシは再び街に。

「自由広場」にある聖ゲオギリウス(ジョージ)の像。ジョージアという国名はこの聖ゲオギリウスからきているらしい。



黄金に輝き如何にも国の象徴的。



ロシアとは違うんだぞ、って感じですかね。

国旗にも聖ゲオギリウス十字が使われているくらい。

そうそうイングランドの国旗も白地に赤い十字でこれも聖ジョージ十字なんだよね。

昼飯は地元のレストランにて豚肉を。シンプルだけど美味い。



さて、丘に大きな像が建ってるからそこまで行ってみよう。



丘からはトビリシの街が一望できる。



この像はグルジアの母と呼ばれる女性の像なのだそう。



近くには要塞跡がある。



要塞の中には教会が。



イスタンブルはモスクだらけだったけど、トビリシは教会だらけだ。

一旦宿に戻り、イースターエッグを買って食べる。



今度は川を渡りサメバ大聖堂(至聖三者大聖堂)に行ってみた。

橋を渡って直ぐに古い教会があり、



丘を登っていくと、なんだか街並みが貧乏臭くなる。

大聖堂はグルジア独立後1995年から建設が始まった新しいものだそうだ。

その規模は対したもの!



どうもこちら側は土地が余っていたのか、安かったのかでこんな大規模な寺院が建てられたみたい。

大聖堂では大ミサの準備をしていた。グルジアは正教国で、今週末がイースター(復活祭)なのだ。

正教なのでイコンが壁に飾られているけど、金銀細工で精巧に造られている。



大聖堂そのものといい、内装といい、辺りの貧しさと対象的…。

流石に疲れたぞ。

宿に戻り、休憩。

夕方ケイスケさんが帰ってきたから夕飯を。ちょっと小籠包ならぬ「大籠包」キンカリがグルジアの名物。



豚の肋肉も。

夕飯の後は街へ繰り出す。復活祭の盛り上がりを見よう、という志向。

城や教会がライトアップされていい感じ。



今夜は夜通しミサが行われるらしい。



ワシらは宿に戻って寝たけど。

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さて、グルジアもなかなか良い国ですが、明日はアルメニアに行きます。どんな出会いが待っているのか!?

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Day 982: 2013年5月3日

Kars, Turkey to Tbilisi, Georgia (Old Town Hostel)

91,744km to 92,244km = 500km

グルジアに向かう。カルスからだとそのまま北に行くとチルディル(Çildir)という街があって、そこからグルジアの国境へ行けるみたいだ。これが最短のルート。

もう一つはアルダハンまで行き、そこからポソフ(Posof)、そして国境というルート。こちらの方がメジャーなルートで、道はこちらの方がイイらしい。

最短ルートは湖があるから、そっちの方が楽しそうだ。

なので、最短ルートで行くことに。

カルスの街を出ようとしたら、チャリダーと遭遇!



韓国のキム。実は彼とは昨日2回アニ遺跡辺りですれ違っているのだ。

お互いの旅を祝福し出発!

チルディル手前の湖。雪山と湖が美しい。ワインディングも楽しいし。やはりこのルートで正解だったな(と、その時は思った)。



9時過ぎにカルスを出てチルディルには11時には到着。

ここから更にワインディングを越えて国境へ。街で「グルジスタン?(グルジア)」、と訊くとやはりこっちでイイみたいだ。

メインのルートからダートに入り、国境出前で、なんとバリケード…。軍隊の印があって、入るな、ってことだよな。

国境は閉まっていた…。マジかよ。

仕方が無い。もう一つの国境へ行こう。GPSによると、メインの道に戻りそのまま行けばもう一つの国境に出るみたいだ。

しばらく乗っていると、山を降り、道が細くなり、そしてダート。このまま進んでも行けるのだろうけど、これは時間がかかり過ぎるな。

ここからならチルディルまで戻って(30キロくらい)、アルダハンまで行った方が速そうだ。

と、いう事で引き返す。

チルディルに着いたのは11時45分。結構時間を無駄にしてしまった。

アルダハンに着いたのは12時半。GPSに従うと北に進め、と。

街の人に訊くと、「更に西へ進め」といってるんだけど、それって黒海側の国境だよな。一昨日走った道を戻ることになる。

GPSに従いしばらく走るとまたダートに。道路工事の人に訊くと、とりあえずアルダハンに戻り、警察つ訊け、と。

なので戻ってみるた。幸い?今日はなんかデモみたいなのがあって警官がいっぱいいたから簡単に道を訊けた。警官は英語が話せたので良かった!

一旦東に12キロほど戻り左折するとポソフに向かう道だそう。

ワインディングを越えて行く。標高は2000m以上。山が美しい。





国境に着いたのは3時過ぎ。美しい景色を見ながらワインディングを抜けて楽しかったけど、疲れたな。昼飯も食ってないし。

トルコ側での国境では冗談なのかは知らないけど、「お前のバイクはシリアの国境近くで目撃されたからグルジアには行けない。」なんて訳のわからんことを言われて、まぁ、問題無く出国出来たんだけど。

さて、グルジアだ!



グルジア側は至ってフレンドリーで親切。終始ニコニコで入国!62ヶ国目!

時刻は1時間進む。日本との時差は5時間に。また1時間君に近づいたよ。

グルジア側は確かにソビエトの残骸がチラホラ見える。

ソビエト時代のトラックやラダの車。そして建物。

でもグルジアの文字はキリル文字では無いのだ!これは読めないな…。



でもちゃんとラテンのアルファベットで併記してあるから安心。

グルジア側もワインディングを走る。

しばらく走るとアハルツィヘという街の丘の上に立派な城が!

写真撮りたかったけど、停車出来ず…。残念。

川沿いの道を気持ち良く飛ばす。舗装状況はトルコよりも良いくらい。

ハシュリという街からトビリシまでは国道を。

グルジアの運転は荒い、と聞いていたけど、確かに無理な追い越しや、対向車線からガンガンとこちら側にはみ出して追い越しをかけてくる。

しばらく走ると高速道路になり、対向車線とは中央分離帯で分かれたから安心して走れる。

だんだんと日が暮れてきた。

そうそうグルジアでは丘の上に教会や古城がよくある。



時間があれば古城や教会巡りも面白そうだ。

トビリシには午後8時前に到着。

今日は宿を決めてあるから、一気に宿まで。旧市街にある「Old Town Hostel」だ。ここは数日前にアダムも泊まったところ。

チェックインしたら早速メシだ!

グルジアはキリスト教国だから豚肉が食べられる。

だから次豚肉の煮込みを。8ラリ(475円)。ちょっと高いけど、ボリュームもあって美味い!



パンがトルコのパンに似ていて、これも美味い。

そうそう、グルジアにもケバブ(シャワルマ)やシーシャ(水タバコ)とかあって、トルコの影響が見られる。

グルジア文字といい、ソ連圏でしかもスターリンの出身地なんだけど、ロシアとは一線を画した文化みたいだ。

グルジアには長居しないつもりだけど、この国も楽しそうだな。

何故だかワシのiPod Touchとタブレット、そしてもう一人の日本人ケイスケさんのタブレットだけがネットにつながらない。フム…。

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今日も一日中走ってましたね。さて、62ヶ国目のグルジア。数日だけですが、楽しみますよ!

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Day 981: 2013年5月2日

Savsat to Kars, Turkey (Gungoren Hotel)

91,261km to 91,744km = 483km

朝起きると目の前に広がる風景。



良い目覚めだ。

朝飯を食べて、出発。宿の人はみんな外まで出て見送ってくれた。

この一帯は雪山に囲まれていて、なかなか風光明媚。



ここから更に標高が上がって行く。

周りには残雪が!



標高は2,000mを越えている。

更に上がり、峠の最高点は2,470m。かなり寒くなる。



ここから降りはじめて、高原の緑が広がる。牛などが放牧されている。

で、左手の遠くに雪山が見えて来て、「あれがアララト山か?」と思っていたけど違った。

実際のアララト山は写真の右手の緑の岡の左手にうっすらと見える雪山なのだ。



そう、ついに見た、アララト山!これはノアの箱舟の伝説で有名ですな。

12時ごろにアニ遺跡に到着!のっけから城壁が凄い!



ワシが到着すると、ミニバンが何台か到着。高校生の遠足だ!

ワシはいきなり囲まれて…

人気者に!

「どこから来たの?」、「日本!?」、「凄い!」、という感じで、次から次へと「写真一緒に撮って!」、と有名人になった気分だ。

特に写真の右2人の女の子たちに気に入られたみたい。



さて、遺跡を見に行くか!

城門をくぐると、ライオンの浮き彫りが。これは11世紀にこの街を制服したセルジューク朝のスルタンを讃えた紋章だとか。



城壁の塔には卍が。



かなりの防御力がありそうな城壁だな。



この街は中世シルクロードの重要な拠点として栄えたのだそう。なので外敵から守るためにこの様な大規模な城壁が造られたのだろう。

教会の跡も残る。屋根が残っているのが特徴的だ。



中には宗教画があるけど、落書きが酷い…。



この教会の先は崖になっていて、下には川が流れる。



対岸はアルメニアだ。

19世紀末と20世紀初頭に「あった」とされるオスマン帝国による「アルメニア人虐殺」により現在でもトルコとアルメニアは犬猿の仲。

なので両国間の国境は閉ざされたままだ。

大教会跡。かなりの規模だ。



レリーフが残っている。なんとなくアッシリアのそれを彷彿させてくれる。



アルメニア文字だろうか、入口に刻まれている。レリーフと文字のなんかこの感じがすごく気に入った。



この教会跡も丸天井は落ちているけど、屋根が残っている。

違う面にも精巧なレリーフと文字が刻まれている。



残念ながらこの遺跡は近年まで放ったらかしになっていたから、かなり劣化してしまった。



もし早くから保善に勤めていれば、もっとしっかりと残っていたのだろうに。



かなり広い敷地で、1時間半くらい歩き回った。

外に出ると、先程の高校生たちが手招きするから、一緒に冷たい飲み物とお菓子を食べながら歓談。



とは言っても、あまり英語は通じないから片言の会話なんだけどね。

さて、時刻はもう2時過ぎ。次はアララト山を見に行こう。

高校生たちに別れを告げて出発!

アニ遺跡を出て、しばらく舗装路を走ったあとに未舗装路に。

最初は硬い路面だったけど、だんだんと砂利が深くなってきた。30キロくらい走ってまた舗装路に。

しばらく標高2,000m以上の高原を走る。

で、アララト山が遠くに見えてきた。

だんだんと近づいてくるアララト山。やはり円錐形の独立峰は神々しいですなぁ。

見に行く、と言っても登山をするわけでもないから、アララト山が綺麗に見える所まで行けば良いのだ。

イグディル(Igdir)と読むんだろうか、という街を過ぎたあたりでアララト山か前面に広がる。



ここで、イイや。素晴らしい山だなぁ。ヒツジも喜んでおる。



くまも満足満足。



ここからUターンして、カルスという街まで戻り、日が暮れてしまった。

幸い駐車場付きのホテルが見つかったのだけど、80リラと流石に高い!そしたら60リラにまけてくれた。それでも高いけど、まぁ、イイか。最近贅沢だなぁ。

さて、明日はいよいよトルコを後にしてグルジアに向かう予定!

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トルコの高原、アニ遺跡、アララト山、どれも良かったです。本当はもう少しトルコを見て周りたいですが、ガソリン高いし…。まぁ、そろそろ東へ向かう頃ですね。

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プロフィール
HN:
三郎
性別:
男性
職業:
革命家
趣味:
旅、バイク
自己紹介:
在豪歴16年。バイクで旅をするのが好きで、うっかり世界一周の旅に出てしまった。
旅のお伴はヒツジと愛車BMW R1200GS エスペランサ号。

2010年から旅の空。オーストラリア、北中南米、ヨーロッパを駆け抜けて、今年はユーラシア大陸を日本まで走破する予定。
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