三郎とおやすみ羊(ヒツジ)によるバイクで世界一周の旅の記録。基本的にリアルタイムで毎日更新! 2010年から既に三大陸半を走破!今年はヨーロッパから中東、中央アジアを越えて日本までユーラシア大陸横断予定!
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Day 1000: 2013年5月21日
Karaj, Iran (La casa de Ramtin and Emel)
93,908km
朝からトルクメニスタン大使館へ。
ネットで調べたら11時には閉館だから9時には出ようとしたんだけど、10時になってしまった…。
間に合わないのは覚悟で、バス、電車、地下鉄(乗り換え一回)、そして徒歩とトルクメニスタン大使館に着いたのは2時前!
エメルに英語とファルシ(イラン語)で行き先を書いてもらったから、困った時は周りの人に紙を見せるだけで案内してくれる。
イランではあまり英語を話す人はいない、と聞いていたしエメルもそう言っていたけど、何故だかワシの場合は流暢な英語を話せる人が助けに現れるのだ。
が、しかし、やはりトルクメニスタン大使館は11時に閉館していて、張り紙に何が申請に必要か書いてあるのを確認できたくらい。
在テヘラン、トルクメニスタン大使館ビザ課:
営業時間 - 9〜11時 日曜〜水曜日
9時半〜11時 木曜日
金土曜日は休館
申請に必要なもの:
1. 顔写真一枚
2. パスポートとウズベキスタンかカザフスタンのビザのカラーコピー一枚ずつ
3. 申請書(窓口でもらえる)
4. 大使館ビザ課あての手紙一通(英文手書きで名前、トルクメニスタン入国日と出国日を明記して、トルクメニスタンに行きたい!と書けばOk)
ビザの申請はまた明日、ってことで王宮へ。
普段は入館料が必要なんだけど、今日は無料!ツイテるね。
パフレビー朝は20世紀初頭から1979年のイスラム革命までの王朝。
アメリカ合衆国の傀儡政権でイランに「白色革命」政策をしただけあって、建物などは西欧式。
イランはイスラム革命までは西欧化が進んでいて、「進歩的」な国だったそう。
が、しかし、王朝と一部の富裕層が利権を独占し、不満を持った民衆を抑える為、独裁恐怖政治をしいたことによりホメイニ師によるイスラム革命によって倒されたのだった。
当然イスラム革命政府とアメリカ合衆国政府の間に緊張が走り、合衆国政府によるイランの海外資本の凍結、イラン政府による在テヘラン・合衆国大使館人質事件などを通して両国間は断交状態となったのだった。
革命後、新政権はイスラム法に乗っ取りイスラム諸国の中でも「進歩的」だったイランの「発展」は「後退」したのだった。
勿論この「進歩的」、「発展」、「後退」は欧米諸国からみた価値観で、それが必ずしも正しいとは限らない。
が、しかし、エレバンで何人かのイラン人と話し、またタブリーズとテヘランでモルサル、シナ、ラムティン達の意見を聞くと大多数の国民は現イスラム政権には本当に愛想が尽きているそうだ。
「今後イランの国民は現政権を打倒するか?」、と訊いたら、「いや、現政権の権力は強すぎてとても倒せない」、という応え。
現政権に不満を抱えた多くの人材が海外に流出しているのは確かで、政府をどうにかすることは諦めている、という感じ。
イランは紀元前から強国で、文化的にも独自の発展を遂げて来た。
7世紀にイスラム化してから、イスラム一辺倒だと思ったら、古代アケメネス朝のキュロス大王やダレイオス大王は未だに人気で、イスラムよりもこちらのほうがイランのアイデンティティの拠り所なんではないか?とテヘランでは思わせる。
他では違うかもしれないけど。
軍事博物館は館内は撮影禁止だけど、
アケメネス朝から現代までの装備が展示されていたり、
特にダマスカス鉄鋼で造られた刀など非常に興味深い。
カラジに戻りラムティンとエメルと夕食。
明日は大使館に朝一に行く為にラムティンと5時半に出かけることとなった。
起きられるのか?
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
だいたいどの国でも政府は嫌われていますが、イランでも例外ではない、というか本当に政府を嫌っているようです。
アメリカ合衆国政府の政策には反対ですが、アメリカの文化は大好きみたいです。
たくさんの矛盾を抱えたイラン。
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スマートフォンからご覧の皆様、
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Karaj, Iran (La casa de Ramtin and Emel)
93,908km
朝からトルクメニスタン大使館へ。
ネットで調べたら11時には閉館だから9時には出ようとしたんだけど、10時になってしまった…。
間に合わないのは覚悟で、バス、電車、地下鉄(乗り換え一回)、そして徒歩とトルクメニスタン大使館に着いたのは2時前!
エメルに英語とファルシ(イラン語)で行き先を書いてもらったから、困った時は周りの人に紙を見せるだけで案内してくれる。
イランではあまり英語を話す人はいない、と聞いていたしエメルもそう言っていたけど、何故だかワシの場合は流暢な英語を話せる人が助けに現れるのだ。
が、しかし、やはりトルクメニスタン大使館は11時に閉館していて、張り紙に何が申請に必要か書いてあるのを確認できたくらい。
在テヘラン、トルクメニスタン大使館ビザ課:
営業時間 - 9〜11時 日曜〜水曜日
9時半〜11時 木曜日
金土曜日は休館
申請に必要なもの:
1. 顔写真一枚
2. パスポートとウズベキスタンかカザフスタンのビザのカラーコピー一枚ずつ
3. 申請書(窓口でもらえる)
4. 大使館ビザ課あての手紙一通(英文手書きで名前、トルクメニスタン入国日と出国日を明記して、トルクメニスタンに行きたい!と書けばOk)
ビザの申請はまた明日、ってことで王宮へ。
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パフレビー朝は20世紀初頭から1979年のイスラム革命までの王朝。
アメリカ合衆国の傀儡政権でイランに「白色革命」政策をしただけあって、建物などは西欧式。
イランはイスラム革命までは西欧化が進んでいて、「進歩的」な国だったそう。
が、しかし、王朝と一部の富裕層が利権を独占し、不満を持った民衆を抑える為、独裁恐怖政治をしいたことによりホメイニ師によるイスラム革命によって倒されたのだった。
当然イスラム革命政府とアメリカ合衆国政府の間に緊張が走り、合衆国政府によるイランの海外資本の凍結、イラン政府による在テヘラン・合衆国大使館人質事件などを通して両国間は断交状態となったのだった。
革命後、新政権はイスラム法に乗っ取りイスラム諸国の中でも「進歩的」だったイランの「発展」は「後退」したのだった。
勿論この「進歩的」、「発展」、「後退」は欧米諸国からみた価値観で、それが必ずしも正しいとは限らない。
が、しかし、エレバンで何人かのイラン人と話し、またタブリーズとテヘランでモルサル、シナ、ラムティン達の意見を聞くと大多数の国民は現イスラム政権には本当に愛想が尽きているそうだ。
「今後イランの国民は現政権を打倒するか?」、と訊いたら、「いや、現政権の権力は強すぎてとても倒せない」、という応え。
現政権に不満を抱えた多くの人材が海外に流出しているのは確かで、政府をどうにかすることは諦めている、という感じ。
イランは紀元前から強国で、文化的にも独自の発展を遂げて来た。
7世紀にイスラム化してから、イスラム一辺倒だと思ったら、古代アケメネス朝のキュロス大王やダレイオス大王は未だに人気で、イスラムよりもこちらのほうがイランのアイデンティティの拠り所なんではないか?とテヘランでは思わせる。
他では違うかもしれないけど。
軍事博物館は館内は撮影禁止だけど、
アケメネス朝から現代までの装備が展示されていたり、
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カラジに戻りラムティンとエメルと夕食。
明日は大使館に朝一に行く為にラムティンと5時半に出かけることとなった。
起きられるのか?
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Day 999: 2013年5月20日
Tabriz to Karaj, Iran (La casa de Ramtin and Emel)
93,303km to 93,908km = 605km
なんだかんだで5泊もしたタブリーズ。当初は一泊か二泊で後にするつもりだったのだけど。
皆と名残り惜しいけど、先に進まないとね。
エスペランサに荷物を積んでいると、皆が見送りに出て来てくれた。
出発前に皆で記念撮影。やはり女性は写真に写りたくない、とのことで後ろに隠れているけど。
なんとベシャッドたちが途中まで先導してくれることに。GPSがあるから独りでも行けるんだけどね。
好意にどっぷりと甘えることに。
イランでもどこでもワシは人々の好意を沢山受けて旅を続けてるのだけど、好意を受ける時は存分と受けた方がいい、と学んだ。
彼らはその方が嬉しいのだ。
だけど、受けているばかりでは心苦しいんだよね。
ワシ等旅人に出来ることは、旅中に受けた好意を帰国後返して行くこと。勿論他の旅人ににだ。
かつてブラジルで我が友ドロールは骨折したワシを4週間も世話してくれた。彼の家に行く前にワシ等は南米最南端のウシュアイアで2回顔を合わせただけなのにだ。
「ドロール、本当に有難う。なんとお礼を言ったいいか」、とワシ。
そうしたらドロールはこうワシに言った。「私にお礼をしなくてもいいんだ。でも、君が困っている人を見たら、同じことをする。そうやって受けた好意を返して行くんだ」。
だから、いつの日か少しずつでもワシが旅先で受けた好意を返して行きたい。
途中でベシャッドたちと別れ高速道路2号を東に進む。バイクは高速道路を使ってはいけないみたいなんだけど(看板に書いてある)、ワシは外国人だからお目こぼしみたい。しかも、料金は無料(バイクは使用禁止だからバイクの料金が無い為かもしれない)!
標高は1,000mから2,000m。中々素晴らしい景色。
レストエリアに停まって写真を撮っていたら、ホンダ・トランズアルプに乗ったカップルがやって来た!
彼らはブラジルからやって来たとのこと。
あ、iPodで写真撮るの忘れた。(iPod)からブログを更新している為iPodに写真が無いとブログに写真を載せるのが面倒なのだ)
ガソリンスタンドで昼メシ休憩。ベシャッドが買ってくれたパンとチーズで。
元々オーストラリアでもトルコ・パンは好きだったのだけれど(トルコではピデ、イランではナンと呼ばれる)、タブリーズのトルコ・パンは絶品だ。
夕方5時くらいにカラジという街手前50キロ地点に到着。
我が友ケイヴァンはテヘラン在住だったのだけど、今はマレーシアに住んでいて、代わりに彼の友人ラムティンを紹介してくれた。
ラムティンはテヘランのベッドタウンであるカラジに住んでいるから、取り敢えずカラジまで走る。
携帯からラムティンに電話してあと1時間くらいで到着する旨を伝えてGPSをいじっていると、イラン人のおっさんたちが、
「何処に行くんだね?カラジ?よしついて来い!」と先導を申し出てきた。
カラジはデカイ街だから高速道路の降り口が2箇所あってなるべくラムティンの家に近い降り口で降りるように、と。
イラン人はとても親切。
て、訳でカラジに到着。
ワシが使っているGPSの地図はOSM(Open Source Map)で無料なんだけど、道路の名前が抜けていたりと多少の不具合がある。
ラムティンの住所をもらったんだけど、生憎ワシの地図にはラムティンの道路名が無い。
だから、ラムティンに電話をして、道順を訊くと、「誰か周りにいる?代わって」、と電話を周りの人と代わると、その人は車を捕まて、「彼に着いて行くように」、と。
て、色んな人の親切を受けてラムティン宅に到着!
ラムティンとケイヴァンは大学の同期で親友なのだ。
ラムティンは工業化学が専門で石油化学の会社で働いている。
奥さんのエメルは英語の先生でとても美人!
眼が大きくて睫毛が長くて、目鼻立ちが整っていて、ラムティンが羨ましい!
去年の10月に結婚したばかりだとか。
ケイヴァンのこと、旅のこと、イランのことなどなど話しているうちにもう夜中。
ラムティンは朝五時半から出勤だそうだ。凄いな。
ワシは明日はトルクメニスタン大使館に行きビザの申請をするつもり。
大使館はわりかしパフレビー朝の王宮に近いからその後にでも行ってみようかな。
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イランの交通事情は聞いていたよりもいいです。まぁ、首都テヘランを見てから意見はかわるかもしれませんが。
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93,303km to 93,908km = 605km
なんだかんだで5泊もしたタブリーズ。当初は一泊か二泊で後にするつもりだったのだけど。
皆と名残り惜しいけど、先に進まないとね。
エスペランサに荷物を積んでいると、皆が見送りに出て来てくれた。
出発前に皆で記念撮影。やはり女性は写真に写りたくない、とのことで後ろに隠れているけど。
なんとベシャッドたちが途中まで先導してくれることに。GPSがあるから独りでも行けるんだけどね。
好意にどっぷりと甘えることに。
イランでもどこでもワシは人々の好意を沢山受けて旅を続けてるのだけど、好意を受ける時は存分と受けた方がいい、と学んだ。
彼らはその方が嬉しいのだ。
だけど、受けているばかりでは心苦しいんだよね。
ワシ等旅人に出来ることは、旅中に受けた好意を帰国後返して行くこと。勿論他の旅人ににだ。
かつてブラジルで我が友ドロールは骨折したワシを4週間も世話してくれた。彼の家に行く前にワシ等は南米最南端のウシュアイアで2回顔を合わせただけなのにだ。
「ドロール、本当に有難う。なんとお礼を言ったいいか」、とワシ。
そうしたらドロールはこうワシに言った。「私にお礼をしなくてもいいんだ。でも、君が困っている人を見たら、同じことをする。そうやって受けた好意を返して行くんだ」。
だから、いつの日か少しずつでもワシが旅先で受けた好意を返して行きたい。
途中でベシャッドたちと別れ高速道路2号を東に進む。バイクは高速道路を使ってはいけないみたいなんだけど(看板に書いてある)、ワシは外国人だからお目こぼしみたい。しかも、料金は無料(バイクは使用禁止だからバイクの料金が無い為かもしれない)!
標高は1,000mから2,000m。中々素晴らしい景色。
レストエリアに停まって写真を撮っていたら、ホンダ・トランズアルプに乗ったカップルがやって来た!
彼らはブラジルからやって来たとのこと。
あ、iPodで写真撮るの忘れた。(iPod)からブログを更新している為iPodに写真が無いとブログに写真を載せるのが面倒なのだ)
ガソリンスタンドで昼メシ休憩。ベシャッドが買ってくれたパンとチーズで。
元々オーストラリアでもトルコ・パンは好きだったのだけれど(トルコではピデ、イランではナンと呼ばれる)、タブリーズのトルコ・パンは絶品だ。
夕方5時くらいにカラジという街手前50キロ地点に到着。
我が友ケイヴァンはテヘラン在住だったのだけど、今はマレーシアに住んでいて、代わりに彼の友人ラムティンを紹介してくれた。
ラムティンはテヘランのベッドタウンであるカラジに住んでいるから、取り敢えずカラジまで走る。
携帯からラムティンに電話してあと1時間くらいで到着する旨を伝えてGPSをいじっていると、イラン人のおっさんたちが、
「何処に行くんだね?カラジ?よしついて来い!」と先導を申し出てきた。
カラジはデカイ街だから高速道路の降り口が2箇所あってなるべくラムティンの家に近い降り口で降りるように、と。
イラン人はとても親切。
て、訳でカラジに到着。
ワシが使っているGPSの地図はOSM(Open Source Map)で無料なんだけど、道路の名前が抜けていたりと多少の不具合がある。
ラムティンの住所をもらったんだけど、生憎ワシの地図にはラムティンの道路名が無い。
だから、ラムティンに電話をして、道順を訊くと、「誰か周りにいる?代わって」、と電話を周りの人と代わると、その人は車を捕まて、「彼に着いて行くように」、と。
て、色んな人の親切を受けてラムティン宅に到着!
ラムティンとケイヴァンは大学の同期で親友なのだ。
ラムティンは工業化学が専門で石油化学の会社で働いている。
奥さんのエメルは英語の先生でとても美人!
眼が大きくて睫毛が長くて、目鼻立ちが整っていて、ラムティンが羨ましい!
去年の10月に結婚したばかりだとか。
ケイヴァンのこと、旅のこと、イランのことなどなど話しているうちにもう夜中。
ラムティンは朝五時半から出勤だそうだ。凄いな。
ワシは明日はトルクメニスタン大使館に行きビザの申請をするつもり。
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Day 998: 2013年5月19日
Tabriz, Iran (La casa de Behzad)
93,303km
今日はベシャッド、モルサル、アルシュたちと若者の溜まり場へ。
チャイを飲んだり、ビリヤードをしたり。
コロンビアのメデジンで大雨と土砂崩れの為にしばらく動けずにカオル先輩と毎日ビリヤードしてたけど、それも2年以上前のこと。
ペルーのリマでカオル先輩と再会した時にちょっとビリヤードやったのが最後。
だから、腕がかなり鈍ってる…。
とは言っても、チャイハネのマネジャーといい勝負。
結局負けたけど…
アルシュの家で遅い昼メシと休息。イランでは朝は遅く、昼寝の文化があって気がつけば午後8時なんて感じ。
夜皆で遊園地に行ったけど雨が降って来て退散!
明日はテヘランに行くつもりだから今日は早目に帰る、と言ってるんだけど、それでも夜中12時に遅い晩飯を食べてからの帰宅。
郷に入れば郷に従え、だな。
皆ワシをもてなしたくて精一杯やっているからワシもいいゲストでいなければ、と。
でも、ちょっと疲れるね。
皆学生や20代前半だから体力が有り余っているのだ。
その辺はモルサルが察してくれていて(英語が話せるだけでなく、彼は空気が読める!)、彼が色々調整してくれる。
さて、明日はテヘランまで600キロの道程。
今度も我が友ケイヴァンの友人宅にお世話になる予定。
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タブリーズはイランでもまだトルコ語圏。明日からは首都テヘラン。イランの中のイラン。楽しみだ。
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チャイを飲んだり、ビリヤードをしたり。
コロンビアのメデジンで大雨と土砂崩れの為にしばらく動けずにカオル先輩と毎日ビリヤードしてたけど、それも2年以上前のこと。
ペルーのリマでカオル先輩と再会した時にちょっとビリヤードやったのが最後。
だから、腕がかなり鈍ってる…。
とは言っても、チャイハネのマネジャーといい勝負。
結局負けたけど…
アルシュの家で遅い昼メシと休息。イランでは朝は遅く、昼寝の文化があって気がつけば午後8時なんて感じ。
夜皆で遊園地に行ったけど雨が降って来て退散!
明日はテヘランに行くつもりだから今日は早目に帰る、と言ってるんだけど、それでも夜中12時に遅い晩飯を食べてからの帰宅。
郷に入れば郷に従え、だな。
皆ワシをもてなしたくて精一杯やっているからワシもいいゲストでいなければ、と。
でも、ちょっと疲れるね。
皆学生や20代前半だから体力が有り余っているのだ。
その辺はモルサルが察してくれていて(英語が話せるだけでなく、彼は空気が読める!)、彼が色々調整してくれる。
さて、明日はテヘランまで600キロの道程。
今度も我が友ケイヴァンの友人宅にお世話になる予定。
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Day 997: 2013年5月18日
Tabriz, Iran (La casa de Ramazan)
93,303km
今日はベシャッド、モルサル、シナと連れ立ってキャンドヴァン(Kandvan)という村までタクシーで。
ワシは助手席に座らせてもらったけど皆は後部座席。大人4人が3人席に乗っているから窮屈で気の毒だけど、ワシはゲストだから、と。
キャンドバンまでは50キロくらい。結構時間がかかる。
だんだんと標高を上げて行き、辺りは高原地帯。山には雪が残っている。
タブリーズは標高1,300m超だから恐らく2,000mは超えているだろう。
キャンドバンに着くと、「あれっ、カッパドキア?」という風景が。
ここでも砂岩を削って住居にしているのだ。
カッパドキアと違うのは未だにこれらの住居には人が住んでいること。
モルサルが村の人に訊いてくれたのだけど、モンゴルの侵略時に近隣の村々から逃げて来てこの地に住み着いたのだとか。
モンゴルの侵略時とは13世紀!750年前のことだよ。
手作りのお菓子やジャム、カバンや編み物をお土産として家々で売っている。
カッパドキアとは規模が全然違うけど、素朴でそれなりに面白い。
イラン人は写真好きなのか常にワシと写真を撮りたがる。まぁ、見慣れない外国からのゲストと一緒で嬉しいのだろう。
村自体は小さいから見所は少ない。
タクシーに乗ってタブリーズに戻る。
イランのタクシーは行き先がなんだか決まっていて、途中まで来ると降ろされて違うタクシーに乗って次の目的地まで行く、という形式。
午後はシナの家でシナとシェアメイトと飯を食べたり歓談したり。
皆やはり西側の情報を聞きたがってシナを通訳に色々訊かれるワシ。
アメリカのこと、日本のこと、性に対すること(皆大学生だからこのことに1番興味がある!)などなど。
基本的に婚前性交渉は禁止されているから、多くの若者は性に飢えているのが実情。
では、どうしているか、というと、まぁ、当然といえば当然だけどイランにも売春婦がいて(非合法だけど)、それで性欲を満足させている者もいるとか。
だけど、婚前性交渉がバレたら、政府に強制的に結婚させられるとか。フム。
シナやシェアメイトは建前上イスラム教徒と名乗っているけど、宗教は信じないと(イランではイスラム教が国境でキリスト教とユダヤ教は認めているけど、無神論や他の宗教は認められていない。場合によっては死刑も有りうる)。
政府についてはかなりというか、徹底的に批判していた。
まぁ、数人ではあるけど、実際に若者の意見を聞けてよかった。
夜はベシャッドの友人であるラマダンさんの家で食事。ラマダンさんとは先日の結婚式で面識がある。
彼の叔父さんは日本人の奥さんがいて東京に在住。
ラマダンさんご一家。
モルサルの通訳で会話が弾む。
やはりここでも政府に対しては快く思っていない。
イスラムの風習についてはそれは個人の選択でいいのでは、という意見。
ほっかむりも被りたければ被ればイイし、男女交際もおおっぴらにしたい人はすればいいし、したくない人はしなければイイ、と。
まぁ、確かにそうだ。
タブリーズでは多くが敬虔なモスリムでイスラムの風習を守る人が多い。
だから、欧米風の価値観とか風習には批判の目があるみたい。
まぁ、そんなこんなを学んだ一日であった。
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
法律で考えや行動を縛るのはどの文化でも好ましく思われないですね。規範はあってもイイですが、やはり個人の選択に委ねる、と。
でも、あまりに自由過ても、社会が混乱するんですね。
法律以外には道徳や教育が社会の規範になるのですが、人間はまだまだ理想の社会を実現させるには未熟なようです。一歩一歩前進していかなければ。
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Tabriz, Iran (La casa de Ramazan)
93,303km
今日はベシャッド、モルサル、シナと連れ立ってキャンドヴァン(Kandvan)という村までタクシーで。
ワシは助手席に座らせてもらったけど皆は後部座席。大人4人が3人席に乗っているから窮屈で気の毒だけど、ワシはゲストだから、と。
キャンドバンまでは50キロくらい。結構時間がかかる。
だんだんと標高を上げて行き、辺りは高原地帯。山には雪が残っている。
タブリーズは標高1,300m超だから恐らく2,000mは超えているだろう。
キャンドバンに着くと、「あれっ、カッパドキア?」という風景が。
ここでも砂岩を削って住居にしているのだ。
カッパドキアと違うのは未だにこれらの住居には人が住んでいること。
モルサルが村の人に訊いてくれたのだけど、モンゴルの侵略時に近隣の村々から逃げて来てこの地に住み着いたのだとか。
モンゴルの侵略時とは13世紀!750年前のことだよ。
手作りのお菓子やジャム、カバンや編み物をお土産として家々で売っている。
カッパドキアとは規模が全然違うけど、素朴でそれなりに面白い。
イラン人は写真好きなのか常にワシと写真を撮りたがる。まぁ、見慣れない外国からのゲストと一緒で嬉しいのだろう。
村自体は小さいから見所は少ない。
タクシーに乗ってタブリーズに戻る。
イランのタクシーは行き先がなんだか決まっていて、途中まで来ると降ろされて違うタクシーに乗って次の目的地まで行く、という形式。
午後はシナの家でシナとシェアメイトと飯を食べたり歓談したり。
皆やはり西側の情報を聞きたがってシナを通訳に色々訊かれるワシ。
アメリカのこと、日本のこと、性に対すること(皆大学生だからこのことに1番興味がある!)などなど。
基本的に婚前性交渉は禁止されているから、多くの若者は性に飢えているのが実情。
では、どうしているか、というと、まぁ、当然といえば当然だけどイランにも売春婦がいて(非合法だけど)、それで性欲を満足させている者もいるとか。
だけど、婚前性交渉がバレたら、政府に強制的に結婚させられるとか。フム。
シナやシェアメイトは建前上イスラム教徒と名乗っているけど、宗教は信じないと(イランではイスラム教が国境でキリスト教とユダヤ教は認めているけど、無神論や他の宗教は認められていない。場合によっては死刑も有りうる)。
政府についてはかなりというか、徹底的に批判していた。
まぁ、数人ではあるけど、実際に若者の意見を聞けてよかった。
夜はベシャッドの友人であるラマダンさんの家で食事。ラマダンさんとは先日の結婚式で面識がある。
彼の叔父さんは日本人の奥さんがいて東京に在住。
ラマダンさんご一家。
モルサルの通訳で会話が弾む。
やはりここでも政府に対しては快く思っていない。
イスラムの風習についてはそれは個人の選択でいいのでは、という意見。
ほっかむりも被りたければ被ればイイし、男女交際もおおっぴらにしたい人はすればいいし、したくない人はしなければイイ、と。
まぁ、確かにそうだ。
タブリーズでは多くが敬虔なモスリムでイスラムの風習を守る人が多い。
だから、欧米風の価値観とか風習には批判の目があるみたい。
まぁ、そんなこんなを学んだ一日であった。
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でも、あまりに自由過ても、社会が混乱するんですね。
法律以外には道徳や教育が社会の規範になるのですが、人間はまだまだ理想の社会を実現させるには未熟なようです。一歩一歩前進していかなければ。
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Day 996: 2013年5月17日
Tabriz, Iran (La casa de Morsar)
93,303km
昨日は散々騒いだから皆朝遅くまで寝ていた。
朝飯を食べ終わったのは11時。
モルサルがやって来てベシャッドの車で最近出来たショッピングモールへ。
昨日書いたけどイランは欧米諸国から経済制裁を受けているのだけど、トルコ資本が入ってくるから結構「西側」の文物が入って来ている。
ワシが持っていたイランのイメージとは全くかけ離れた光景。
モールの中もファルシ以外は欧米のモールと変わらない。
ハローキティまである。
「トイ・ストーリー」や「スター・ウォーズ」のキャラクターまである。これって思いっきりアメリカだよな。
スーパーマーケットも品揃えが豊富。
な、なんと、コカコーラまである!
思わずコーラ・ゼロを買ってしまった。
これは輸入品ではなく、イラン製。うーん、どうやってコカコーラのライセンスを取得したのだろう?
ワシがオーストラリアで働いていたアメリカ資本の金融企業は社員規約に「イランやその他の合衆国の敵対国との取引を一切禁じる。破った者には懲戒・罷免の罰則が適用される」とあるくらいだ。
経済制裁といっても抜け道は幾らでもある、ってことか。
まぁ、そんな訳で事前のイメージとかなり違って驚く。
ベシャッドの大学の友達シナの家を訪問。彼はカスピ海沿岸の街出身で英語を専攻しているとの事。
カスピ海のことやイランのことなどを話す。明日の晩飯に招待された。
ベシャッドは午後から仕事だから、今日はモルサルの家でお世話になる事に。
モルサルは三人兄弟でお兄さんとベシャッドのお姉さんが結婚しているから親戚なのだ。
弟のムスタファも英語が堪能。
ご家族と一緒に昼飯を食べて、しばらく歓談。
モルサル一家は芸術の才能があって、モルサルは絵画に、
ペルシャ絨毯を制作している!
ワシもペルシャ絨毯造りに挑戦!?
大きさや柄にもよるけど、一枚の絨毯を仕上げるのに半年から8ヶ月かかるとのこと。根気が必要だ。
モルサルは大学生でエンジニアリングを専攻しているから、絵画や絨毯造りは趣味だそうだ。
モルサルと近所を散歩し、宗教のことや男女の恋愛事情などを話す。
イランではおおっぴらな男女の婚前交際は宜しくない、と思われていて、まぁ、法律でも禁止されているみたいだけど、ではどうやって恋愛が始まるのか聞いてみたかったのだ。
もちろんバーやパブは無いからそういう場での出会いは無い。合コンも無い。
公園などで出会って、電話番号を交換し電話などでお互いを知り合ってから恋愛に発展して行くのだそうだ。
お互いが好きで結婚をしたいなら両親に会って了承を得て結婚となる。
うーん、我々の価値観からするとかなり窮屈な恋愛環境だな。
夕方はタブリーズ市民の憩いの場へ。
ここはパフレビー朝時代は王子の別荘だったそうな。
今は家族連れや若者が集う場所。
他の国なら多くのカップルが手を繋いで歩いているのだろうけど。
アジア人が珍しいのか、皆ワシを見てる。
近年は韓国ドラマが放映されてアジア人の顔もお馴染みなはずなんだけど、アジア人は皆同じ様に見えるらしい。
ギターの弾き語りをしている兄ちゃんがいて、かなり巧い。
他の国では帽子や缶を置いてお金を求めるのだけど、どうやらイランではしないようだ。
チャイハネでチャイを飲んでモルサルの家に戻ったのは11時ごろ。
それから夜食!
タブリーズの郷土料理の巨大肉団子(キョフテ)!
中にはゆで卵が入っていて坂東さんも納得の一品。
こんなに夜遅くに食べたら、太るな。
どうもイラン人は宵っ張りみたいだな。
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トルコでもイスラムの価値観と欧米化の融合とジレンマが見られたけど、イランではそれがもっと顕著。
人により、考えが違うのですが、やはり何でも法律で縛るのは良く無いと考えてるようです。
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朝飯を食べ終わったのは11時。
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昨日書いたけどイランは欧米諸国から経済制裁を受けているのだけど、トルコ資本が入ってくるから結構「西側」の文物が入って来ている。
ワシが持っていたイランのイメージとは全くかけ離れた光景。
モールの中もファルシ以外は欧米のモールと変わらない。
ハローキティまである。
「トイ・ストーリー」や「スター・ウォーズ」のキャラクターまである。これって思いっきりアメリカだよな。
スーパーマーケットも品揃えが豊富。
な、なんと、コカコーラまである!
思わずコーラ・ゼロを買ってしまった。
これは輸入品ではなく、イラン製。うーん、どうやってコカコーラのライセンスを取得したのだろう?
ワシがオーストラリアで働いていたアメリカ資本の金融企業は社員規約に「イランやその他の合衆国の敵対国との取引を一切禁じる。破った者には懲戒・罷免の罰則が適用される」とあるくらいだ。
経済制裁といっても抜け道は幾らでもある、ってことか。
まぁ、そんな訳で事前のイメージとかなり違って驚く。
ベシャッドの大学の友達シナの家を訪問。彼はカスピ海沿岸の街出身で英語を専攻しているとの事。
カスピ海のことやイランのことなどを話す。明日の晩飯に招待された。
ベシャッドは午後から仕事だから、今日はモルサルの家でお世話になる事に。
モルサルは三人兄弟でお兄さんとベシャッドのお姉さんが結婚しているから親戚なのだ。
弟のムスタファも英語が堪能。
ご家族と一緒に昼飯を食べて、しばらく歓談。
モルサル一家は芸術の才能があって、モルサルは絵画に、
ペルシャ絨毯を制作している!
ワシもペルシャ絨毯造りに挑戦!?
大きさや柄にもよるけど、一枚の絨毯を仕上げるのに半年から8ヶ月かかるとのこと。根気が必要だ。
モルサルは大学生でエンジニアリングを専攻しているから、絵画や絨毯造りは趣味だそうだ。
モルサルと近所を散歩し、宗教のことや男女の恋愛事情などを話す。
イランではおおっぴらな男女の婚前交際は宜しくない、と思われていて、まぁ、法律でも禁止されているみたいだけど、ではどうやって恋愛が始まるのか聞いてみたかったのだ。
もちろんバーやパブは無いからそういう場での出会いは無い。合コンも無い。
公園などで出会って、電話番号を交換し電話などでお互いを知り合ってから恋愛に発展して行くのだそうだ。
お互いが好きで結婚をしたいなら両親に会って了承を得て結婚となる。
うーん、我々の価値観からするとかなり窮屈な恋愛環境だな。
夕方はタブリーズ市民の憩いの場へ。
ここはパフレビー朝時代は王子の別荘だったそうな。
今は家族連れや若者が集う場所。
他の国なら多くのカップルが手を繋いで歩いているのだろうけど。
アジア人が珍しいのか、皆ワシを見てる。
近年は韓国ドラマが放映されてアジア人の顔もお馴染みなはずなんだけど、アジア人は皆同じ様に見えるらしい。
ギターの弾き語りをしている兄ちゃんがいて、かなり巧い。
他の国では帽子や缶を置いてお金を求めるのだけど、どうやらイランではしないようだ。
チャイハネでチャイを飲んでモルサルの家に戻ったのは11時ごろ。
それから夜食!
タブリーズの郷土料理の巨大肉団子(キョフテ)!
中にはゆで卵が入っていて坂東さんも納得の一品。
こんなに夜遅くに食べたら、太るな。
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